ブログ内の検索

プロフィール
dabo_gc
  • 作者:dabo_gc
  • リゾートに住みたいという思いが捨てきれず、家族4人でゴールドコーストに渡ってもう20年が過ぎました。今となっては子供達も親の手を離れ、夫婦二人だけのこれからの人生をどう過ごそうか考えなくてはならない時期になりました。
    で?どうする?次はマレーシアに行っちゃおうか〜〜〜
  • RSS
  • 管理者ページ
我が家のマレーシア旅行記。(編集なし)
私のオリジナル曲
だーーい好きなMaysa Leak
My Favorites
Diana Krall
My Favorite Guitar
DTIブログ!

サニーバンク

ブリスベンの近くにサニーバンクと呼ばれる地域があります。ゴールドコーストからはチト遠いのだけれどブリスベンの手前で、この地域が好きで行く人は結構多い。中国系、韓国系、ベトナム系の移民が多い場所で町にはそれぞれの国の店や会社が多い。

今日は天気も良く(ってこの時期は毎日天気が良いのだけれど)、どういうわけかサニーバンクまで行ってみようという話しになりました。

以前も中国系のスーパーで良い魚が売っているとか(嘘だった)、中華が美味しいとかで、何度か行ったことがありますが、運が悪いのかあまり良いという印象はありません。でもこの数年行ってないし、韓国系の情報誌で美味しそうな韓国料理屋の宣伝があったのでとりあえず行ってみようと出発。

住所はカーナビに入れたので一発で店に到着。

店の名前が良いんですよ。「大長今」。そうそうテジャングムですね。あの有名な韓国ドラマと同じ。

実はシドニー(あれれメルボルンだったかな)で同じ名前の韓国料理屋に入ってひどい目にあったのですが、どうしてもこの名前を見ると美味しそうな気がしてしまう。

席に座ってメニューを見てびっくり。



このメニューが何ページもあって、品数はどのくらいあったでしょうか。70やそこらはあったかなぁ。肉はもちろん、鍋にしてもそれはそれは種類があって、食べたことどころか聞いたことも無いメニューがいっぱい。

施設も綺麗で良さそう。



こりゃどうしたって期待しちゃいますよね。こういう品数がある韓国料理屋って行ったことはないし、ましてやオーストラリア、いやゴールドコーストにはまずありませんから。

あれも食べたいこれも食べたいと思いつつ、とりあえずビールを飲みながら延々30分ぐらいメニューとにらめっこしたでしょうか。でもま、やっぱり代表的な、というかいつも食べる一般的なものから頼んでみました。

ユッケ、味付きの骨付きかルビ、ハラミ、それと始めた見たメニューの豚肉のカルビ。これを食べてからチゲなりなんなり頼み、最後は冷麺なり、私の大好きなビビン麺でも頼もうと思ってました。

やる気、満々です。

まず出てきたのがこれ。



これは何かと思いましたが、まぁ、ハラミでしょう。でもなんとなく食欲が10%ほど減退しました。

一番強い火にしましたが、なんとなく煮えてる雰囲気。私が小さい頃、肉が非常に高価だった頃の肉を思い出しました。焼きそばに肉が入っていると大喜びしたあの頃。そんな感じの肉でした。こんな肉を出す店が今時あるんだと思っているとお皿が二つ出てきました。

豚のカルビ。



そして骨付きカルビ。



どれも全て味付のを頼みましたので色が悪いのはわかっていました。日本の綺麗な肉は出す直前にタレをまぶすだけだから肉の色は新鮮だけれど、タレに漬け込めば色は悪くなるのは当たり前。

でもねぇ、もう少し盛り付けを考えて欲しいなぁ。これじゃ子供の盛り付けと同じで私でさえもう少し気が利いた盛り付けをするのに・・・・

味ですが、豚のカルビはまぁまぁ。でも家で食べる豚肉の方が美味しい。

骨付きかルビ?うーーーーーーーーーーーーむ、これも自宅のBBQの方が美味しい。

大体さぁ、ユッケはどうしたのよ。私としては言わなくてもユッケは最初に出てくるもんだとばかり思っていましたがユッケが来ない。

と、思ったら出てきた。



刻み海苔ですか・・・・・。タマネギと合えてあるし・・・・。

本場物のユッケがどういうものかなんて知りませんが、これって私の好きな食べ方ではありません。

味はまぁまぁでしたが、案の定、歯が敏感になっているジジーに取っては飛び上がるくらい冷たい。もちろん凍ってる。どうして韓国人の焼肉屋のユッケって凍ってるんでしょうか。韓国もそうなのかなぁ。

段々と戦闘意欲が薄れながら、まぁ、それでもニコニコしながら食べました。でもやっぱり鉄板の上は静か。食が進みません。



そうそう、韓国料理と言えば、小皿が何枚も出てきますよね。キムチやオイキムチ、ワカメの和え物とか。ここではサラダバーみたいになっていて、勝手に好きなものを好きなだけ取って食べてOK。

ところがですね、お皿がない。聞いてみたら、お皿は今持ってきますとのこと。で、出てきたお皿は三枚。三枚?少ないんじゃね?と思いつつ、そのサラダバーみたいなところへ行ったら3種類しかない。なるほど、だから3枚なのね。妙に納得してしまいました。

全体図。



酒飲みで焼肉屋に行っても絶対にご飯を食べないヨメさんが一番最初からご飯を食べています。これって、もしかしたら私としてははじめて見る光景かも。

ということで、第一ラウンド終了。

私としては腹八分。ヨメさんとしてはジンロ一本を開けただけでまるで飲み足りていないはず。でもお互いに、さて次は?という声が出てきません。

メニューを見せてください、とも頼まず、酒にも手が伸びず、そのうち馬鹿話が始まって盛り上がっていました。で、記念撮影。




私の姉は私をコーイチデラックスと呼びます。コーイチは本名ね。マツコに似ているのが悔しい (T_T)

食べ物は????でしたが、このお店の女の子が可愛くて愛想も良かったのが救いでした。冗談を交わしつつニコニコ笑ってお勘定。

店のまん前に結構大きな韓国スーパーがあったので行ってみました。やっぱりここもゴールドコーストの韓国食材店には無いものが揃っていて、良かった。

嬉しかったのは豚のミンチ。(笑)

このスーパーでは自分のところで大きな肉の塊からパックを作っていて、和牛も含めて良い肉を扱っているようでした。で、豚のミンチもわけのわからない部位じゃなくて、良い所の半端から作っている様子。そしてミンチがかなりのあら引き。これって餃子の肉にも拘りたい私としては嬉しいことで、ごっそり買ってきました。それと和牛のカルビ。

その他いろいろ買いましたが、値段はゴールドコーストの韓国食材店より安い感じがしました。そして種類も多い。

こういう店が近くにあればなぁ。でもわざわざサニーバンクのこの店に買いに行くほどでもないし。

ところでお店の人に、この辺にいっぱい韓国料理屋があるけれど、どこがお奨め?とりあえずまん前のお店は行ったんだけれどと聞いてみました。その店員は、自分は自炊が多いので良くわからない、でも前の店は・・・手を振っていました。

するとレジに並んでいた韓国人のオバサンが、焼肉だったらXXXXXが一番よと教えてくれた。でも何度聞いてもわからず。ただそれはシティ(ブリスベン)だというので、ちゃんと聞くのも諦めました。

しかしゴールドコーストでも焼肉は難しい。本当に美味しいところがありません。でも一軒だけ気に入っている店があります。それはJFX(ジャパンフードエキスプレス)。たまたま私たちが借りているコンドの1F(GF)にある店ですが、焼肉でここより美味しい店はないと思うなぁ。

またこの店の店長の田中さんが素晴らしい。彼がしっかりしているから他のスタッフたちも気持ちがいいし良く動く。

このJFXは焼肉屋さんなのだけれど、韓国風ではなくてあくまで和食という位置づけ。これって納得で、焼肉って日本の(韓国)焼肉が美味しいと思います。このゴールドコーストでもかつては「銀座」という店があってそこの焼肉も絶品でした。オーナーは在日韓国人でしたが、川崎の有名店の息子さんだった。今まで、韓国人の美味しいといわれる焼肉店でもこの二店のお店以上の店は過去にも現在にも存在せず。

ただ残念なのは、JFXの焼肉はあくまで和食であって、焼肉屋ならどこにでもある韓国料理のメニューがありません。例えば冷麺とかビビン麺、チゲもない。スープ物がないんですね。残念といえば残念だけれど、このスープ物って難しいしコストも掛かるし、これはやらないという方針って逆に凄いと思ったり。

このJFXに行くときには、必ず店長の田中さんに「お奨めの肉」を聞いたほうが良いと思います。たとえ和牛でもその日その日で肉が違うわけで、あたりはずれがあります。これはしょっちゅう食べているとすぐわかる。で、田中さんに聞くと、ソッと教えてくれます。(笑)

今日はXXXは駄目とは言いませんが、ちょっと目をそらして知らん顔したり。これってパスしたほうがいいという合図ね(笑)。だから自分はカルビが好きだとしても、その日の肉によってはパスしたりするわけです。またロースは好きじゃなくても、今日はお奨めというなら食べても絶対にハズレなし。

こんなことここに書いちゃっていいのかな。( ̄ー ̄;

そういえば帰りの車の中でヨメさんが言ってました。

「ユッケを残すのを初めて見た。」ですと。

言われてみれば、お代わりすることはあっても残したのは我が人生で初めてかも。そして私もヨメさんが焼肉屋で最初からご飯を食べているのを見たのは初めてかも。ましてやジンロを一本飲んだだけで終わるなんて。

ジンロに関しては、もちろん帰りに近くの韓国スーパーで(ヨメさんが)買い入れました。

その時に、店にいたオジサン、オバサンに、韓国語で一人ずつ挨拶したらしい。

「アンニョンハセヨ、アジョシ。アンニョンハセヨ、アジュマ。」と。

そうしたらその夫婦が機嫌を良くしちゃったらしくて、酒の肴を無料でくれたらしい。そして次からは10ドルのジンロを9ドルにしてくれると。

まぁ、単純なヨメさんは有頂天になって、今も気持ち良さそうに一人で酔っ払っております。

まぁ、なんだかんだ言っても今日は良い日だったのかも・・・・・・・

(今日持っていったカメラはソニーのNEX-7。付けているレンズはキットズーム。これって暗くてイマイチ使う気になれないレンズなのですが、とりあえず撮ってみるとさすがセンサーサイズが大きいだけあってボケもまぁまぁ。で、NEX-7ってやっぱり操作がしやすい。そしてシャッターを押した感じが一眼レフに近いのね。これって他のミラーレスには無い感触。いいなぁ、これ。

思わず買っちゃったけれど、これ正解みたい。f2.8通しで小型のズームレンズがあればなぁ。

当然、キットレンズはオートフォーカスですが、マニュアル操作で威力を発揮するピーキング機能(合焦しているのがわかる)を常にオンにしています。これってかなり使えそうで、マニュアルレンズ、オールドレンズもあまりストレス無く使えそう。これからが楽しみです。)


にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ

オーストラリア |  コメント:2  |  トラックバック(-)
TOP

やっぱり高金利通貨がいいなぁ

どんな高金利で回る通貨だとしても大事なのは実質金利という話を書きました。で、実質金利で見るとどんな通貨も大差はないと。

でも本当にそうか?間違いない?と自分に問いかけてみると、実は私の答えは???。(笑)

まぁ、理論的に為替がどういうものなのかってのがロクスポわかっていない私の頭で何を考えたところで「下手な考え休むに似たり」で、確かな答えなんか出てくるはずが無し。では理論的に為替を理解したら何かわかるのか?

もしわかる人がいるのならその人はもうすでに世界の富のかなりの部分を手中に収めているはず。

わからんちんの頭で下手に考えても答えは出ない。と同時に理論を熟知していても未来はわからないという点で一緒のような気がしてきます。それじゃ学者や評論家、プロを馬鹿にすることになるけれど結果としてはそういうことなんじゃないでしょうか。そうじゃないとするなら世界の英知を集めているはずのトヨタもソニーも為替で損失は出さないでしょう。あるいは論理的に学んでも結果を比べると大差は無いような(プロの方、ごめんなさいね〜)。

論理的な人が間違いなく出来ることは後講釈。

ということでピラミッドの末端を構成する底辺の無知な庶民としてはこういうときには「勘」を頼りにするのも悪くはないと思うわけで、また我々は無駄に歳を食ってるわけじゃなくて「勘」と言っても単なる「思いつき」とは違っていて、その理由付けは決してうまくないけれどそれでどうにかやってきたという実績があるわけです。また「勘」と事実は違っていても自分が信じていれば自分としてはハピーだし、人生って所詮そんなものかもしれないと思ったり。

で、やっぱり高金利の通貨って魅力があります。確かに実質金利を考えたらどんな通貨も似たような数値になるのかもしれないけれど、金利ってその国の思惑が根本にあるわけだからそれによる差も結構あるんじゃなかろうか。

まぁ気になる通貨ってそんなにないわけで、基本は円、米ドル、豪ドル、リンギット、そんな程度。あえて言えばシンガポールドルとかブラジルレアルとか、多分ユーロドルやイギリスポンド、スイスフランもウォッチングする必要があるのだろうけれど自分としては興味はなし。ただユーロドル/米ドルはデイトレの対象としてこれが一番と思うだけで、でも将来的にどういう風に動くかの興味は全くなし。

マレーシアに渡る身としてはリンギットの利回りが高いと嬉しいのですが、今の3%+アルファってのは私に言わせると全く妙味なし。そう感じる理由の一つとしては、その絶対的数値そのものの大きさが気に入らない。これはデフレだからキャッシュで持っていてもOKと言われようが金利がゼロと同じの日本円が気に入らないのと同じ。

それとやっぱり実質金利を考えた場合、リンギットの実質金利はマイナスじゃないかと思うわけ(逆に日本円はプラス)で、つまりかなり強力な投資奨励策を政府はとっていると私は読んでいます。金利を低く維持して、キャッシュで持たずに投資してくれという政府の強い意志があるように思うのです。その理由としてはこの4年間マレーシアウォッチングをしているだけで、物価はかなり上がっているように見えるし、猫も杓子も不動産投資、不動産開発に向かっている。これってマレーシアの経済状態がそこそこ良いし、一気に国の開発を進めようとしている様子。コンドミニアムを次々に建ているけれど、どうも私にはそれを実需として欲する層が見えてこないし、またあちこちに建てられるモールも同じで私にはとっくに需要を超えた供給が進んでいるように見えるんです。

ああいう開発って金額的にもまとまるし、建設業界、不動産業界にしても良いのでしょう。でもそこにあるべき需要が私には見えないんですよ。でも国のインフラを整備したり国としてのレベルを底上げするにはチャンスがあったらそれに乗るのは当たり前で、特に発展途上国にはそれが必要不可欠だと思うのです。でもそれって先進国の不動産や建設業界の伸びとは異質のもので、それを一緒に考えたらまずいだろうというのが私の主張。例えば湘南地区が注目されてマンションがどんどん建設され、飛ぶような勢いで売れているけど貴方もいかが?というのに似ているように思えるのです。

また世の中は金余りで、特にリーマンショック後は恐ろしい額のペーパーマネーが発行されてそれが行き場を失っているように思います。またリーマンショックそのものがお金の行き場が無くなって作り出されたマヤカシが剥げた結果のようにも見えます。BRICSの発展にしても、本当に発展しているのか、それとも発展しそうなところに集中的に資金を投入してもっと凄い発展があるような演出がされているようにも思えます。これを指摘する人は少なくないわけで、需要もないところで鬼のような建設ラッシュが始まったり、不動産の買いあさりでとんでもない値上がりが指摘されたりしているんじゃないでしょうか。

ただこの辺は、その国なり地域なりにいて経済の真の姿を感じ取れる環境にいればいろいろわかるのでしょうが、ただ単に数字だけ、それもなんらかの意図があって数字を選んで見せられた場合、我々はその地が本当に大きく発展しているように信じてしまう。これが今の新興国への投資の難しさじゃないかと思うんです。

でも私流の「投資」ってウォーレンバフェットみたいな古典的な投資理念で成功している人たちとは全く違う考え方で、理由はなんであろうと「動いているなら乗れ」というのを基本としています。これは素人の投資法としては間違っているとは思っていません。まず世の中のプロと違って情報一つ取ってもまともな情報は入らないし、入るスピードも遅い、またデータ分析をするだけの能力もない。従って将来の動きどころか現状でさえもはっきり把握するのは不可能だという前提が私にはあります。株も全く同じで、我々に情報が入ってきた頃にはもうすでに大きく動いた後。喜んで出撃すればプロたちの利益確定売りの餌食になるだけ。だから素人はもっと早く情報を得ようとして講演会に行ってみたり情報筋やコンサルタントからの情報を得ようと躍起になる。これは昔からよくあるパターンですよね。いつになってもそれの繰り返し。

でもそういう情報競争に乗ることを拒否するのが私の基本なんです。相場の格言に「相場のことは相場に聞け」というのがありますが、私はこれは真理だと思うし、それ以外の方法では何もわからないという前提で動いています。つまり、大きな買いが入って値が上がれば、何かあったのはその動きがそれを表しているわけで、実際に何があったのかわからなくてもその動きに乗るという手法。一体何があったのか確かめているうちに、一相場終わってしまうのが普通なんですね。BRICSや発展途上国への投資もそうで、発展を確認した頃ではもう遅いかもしれない。もちろんそこから大きく伸びる可能性もあって、まさに中国がその代表的な動きをしたわけですが、私としてはそういう大きなトレンドに乗るのって結構難しいと思っています。また大きなトレンドがそもそも少ないわけで、昔のような右肩上がりもありませんし、上げ下げの方向にかかわらず小さな目先の動きをとっていくのが実情に合っていると思っています。

だから私は「初動に乗る」ということを良くやっていました。まぁ、これはこれで騙されることも多いのですが、では我々ピラミッドの底辺の存在が確かな情報を手に入れられるのでしょうか。またそれを分析し判断する能力があるのでしょうか。多くの人は私のような考え方はせずに、テレビでもインターネットでも専門家の意見を聞き、講演会にも顔を出し、コンサルタントに高いお金を払って彼らと同じ視点で勉強しようとするのでしょう。でもそれの結果、投資効率が上がったという話は意外に少ない。というかそれで利益が出るのなら失敗する人はいないってことですよね。

ま、そういう考え方を持っていますので、マレーシアでもどこでも動いているのなら乗れば良いとは思うのです。でもそれって株式で言えば、体質改善も済ませて、あるいは新製品でも開発してこれから業績が伸びるであろう会社に乗るのとはちょっと違っていて、どうもわけがわからんけれど株価が上がり続ける「仕手株」に乗るのと同じに感じるのです。なぜなら、何度も書いているように実需が見えてこないから。

つまり私にとってのマレーシアの動きは、官民揃って仕手株を育ててそれの動きで全体の指標を押し上げているように見えるってことです。そしてそのお膳立てとして金利を低く抑えているし、インフレも日本のバブルがそうであったように誰しもが豊かになるような感じがするんですよね。で、マレーシアはそういう状態を作り出そうとしていて、今の時点ではまだインフレ抑制を考えてはいないように思えます。だから金利も低い。

これは私がマレーシアウォッチングをしていて感じる「勘」でしかありません。マレーシアは輸出立国の国に間違いはないと思うのですが、では実需としての貿易の伸びはどうなんでしょうか。貿易収支は?所得収支は?

まぁ、決して悪いとは思いませんが、私の目には不動産、建設で無理やり内需を引っ張り上げているようにしか見えません。そしてそこに実需は全く見えない。でもそれはそれとして大変うまく行っている思います。貿易立国なのに世界の不景気とは違う方向へ動いているのですからたしたもんです。

モールが増えていますが、小さいニュースですが出店場所が増えすぎて企業がそれに追いつけず、かつての有名モールから基幹テナントが撤退する動きがあるなんてのも見逃せないニュースだと思っています。当然、売り上げが追いついていないってことですよね。そして例えばツインタワービルの通りを一つ越えただけのアベニューKってありますよね。地下にLRTの駅があってツインタワーと地下で繋がっている。ああいう最高の場所がゴーストタウンになっているという現実。まぁ、コンドミニアムにしてもKLCC周辺の事情は特殊だといえば特殊なわけで、あの辺りを重点的にウォッチングしている私にはKLどころかマレーシア全体のことはわからないといえばわからない。でも私としてはあのKLCCの動きがマレーシアの動きを代表しているようにも思えるのです。つまりシャッター通りが増えているのにまだ建設を続けているように見えるってこと。またKLCCにしてもパビリオンにしても凄い人出ですよね。ミッドバレーも半端じゃない。ところがですね、私には異様に見えるんですよ。多いのは人だけで彼らは買い物袋を下げていないってこと。ミッドバレーではジャスコが安売りをするだけで恐ろしい混雑をするらしいですが、本当に国民の購買力の伸びが、箱物がどんどん出来る勢いと同じように凄いのかどうかが私には見えて来ません。

まぁ、そんなこんなでマレーシアの物価は上がっているし、生活レベルもどんどん上がっている、しかし巷で言うほどの実需に裏づけされた発展があるようには私には思えません。だからあのインフレならもっと金利が高くてもいいような感じがするのに、金利は以前よりまだ低いほうへ誘導されていて、失速しないようにどんどんガソリンをばら撒いている状態に見えます。バブルを作っている状態ですね。

つまり、少なくとも今の動きに乗るとするならば、それがバブルであろうとリンギットであるならば借金をして投資をするという方向性が正しいと思えるのです。そして多くの民衆、企業がその方向で動いている。こういう状況下でキャッシュを銀行へ入れておくのはうまくなかろうと私は思います。特に定期預金というのは経済というピラミッドの中において、最下層の民衆が得られるピラミッドの中の最低の利回りだからなおさらです。

定期で無いとすれば投資信託の方が良いんじゃないでしょうか。元本保証ではありませんが、今、好成績を出している投資信託は少なくなんじゃないですか?

ただ、私はバブルだと思っていますから、逃げ足の遅い人は用心が必要だと思うし、投資したらそれっきり放っておくタイプの人は近寄らないほうがいいんじゃないかという考え方です。ましてや売買が不透明で素人には難しい不動産売買は、「別荘を買った満足感」以上のものを得るのは難しいと思っています。もし純粋に不動産投資と思うならREITがマレーシアにもありますからそちらを検討するのも一つの選択肢かもしれませんよね。

とにかくそんな風に考えていますので、私は下手にマレーシアに手を出すと火傷をする可能性大だと思うわけです。他通貨で安心できる運用先があればそちらの方が良い。

たとえば?

ここで皆さん悩むわけですよね。代替案がない。(笑)

だからこそ私は何度も書くわけです。何にもしないほうが正解なこともあると。

日本円での保持では何も生みませんが、それはそう見えるだけであって、実質金利はアメリカよりもかなり上だという専門家もいますし、確かに円の保持を続けても円は増えませんが、後にそれを交換すると今より増える可能性(つまり円高)はあるかもしれないってことだと思います。

でもねぇ、円を持って寝かしておいてどうする?って思いますよねぇ。

ここでほとんど無視されていて話題にも乗りませんが、日本株ってどうなんでしょうね。またかなり下がってきていますが、配当をもらってそれの利回りを考えると5%程度に回る優良企業はかなりあるらしいじゃないですか。この辺をじっくり研究してみるのも面白いと思うんですがどうなんでしょうか。

前にも何度か書きましたが、今の日本は円高になると株が売られ、ちょっと円安になると待ってました〜とばかりに買われますよね。私はどうもこれって投資家の錯覚じゃないかと思っていまして、確かに輸出企業はその通りでしょうが、日本全体を考えると、私は円高は買いのような気がします。つまり円高によって釣られて売られている内需型の優良企業で配当も良い会社なら今は買い時のような気がします。例えば?と聞かれると困るのですが、「高配当株」で検索するといろいろ出てきますし、そんなのを眺めていると何かアイデアが沸いてくるんじゃないでしょうか。

どちらにしましても、定期預金ではインフレ対策が精一杯でそれで食うなんてことは無理があるという考え方が基本の基本で、ましてやマレーシアリンギットの金利は低すぎると思う理由も書きました。では巷で言われるようにマレーシアの不動産はどうかという点に関しては、私がウォッチングしている範疇の、それも自分が欲しいと思うような中古不動産(コンドミニアム)は皆が言うほど値上がりしていないという事実(これはPopwallで調べています)があって、そんなことからマレーシアに住むのは住むにしても投資対象としては私は難しさしか感じないということ。

こういう話って本当に難しいし、また自分の考え方を表すのも簡単じゃないですね。私がアホで論理的に整理してうまく説明できない、いや、それ以上に私が論理的ではないということもあって本当に難しいです。またものの見方っていろいろあるわけで、違う方向から見ると違うように見えますし、自分の中にもそれがありますから、一方の見方を書いても事実は見えないどころか私の考え方さえもそれでは表せません。複数の方向から見た違う考え方、結論が導かれますし、最終的にはそれらを総合して考えるわけで、どう私の考えをお伝えしたらいいのか、ちょっと今途方にくれています。

まとめるのが下手糞ですから、それはそれで仕方がないとしてですが、金利に関して。

とにかく楽をして安定して、リスクも少なく儲けたいなんて我侭なことを考えるわけですが、私としてはやっぱり高金利の通貨に魅力を感じます。で、為替をいじるとなればどうしたって為替の変動にどう対処するかという大問題と向き合わなければなりませんよね。

結論から言うと、私はそれに関しては「諦め」ています。たとえ相場分析、未来予想がうまいとしても無理だと思っています。

例えば、マレーシアに住むとなればリンギットが必要ですよね。それをどう調達するかですが、大きなお金をリンギットに替えておいて、そこから生まれる利子なり配当を原資とするという考え方がありますし、この方法を選ぶ人は多いと思います。でも私はそれをしません。理由は上に書いたとおりで、リンギットで自分として納得できる利益を出せるとは思えないから。

では他通貨で利益を出して・・・・と考えた場合、日本円は何も生まない。でも円高が進むのであれば結果的に利益が出たのと同じこと。でもねぇ、そんなのはどうなるかわかりませんよねぇ。となるとやっぱり高利回りの通貨の方が、どうせ為替の変動に翻弄されるなら%が良いほうが良いと考えちゃいますよね。ここが素人の浅ましさだとは思うのですが、その考え方を変えるのはまず私には不可能です。将来どうなるかわからない利益より、とりあえず確定利回りは約束しましょうという方を選ぶのは仕方が無い。たとえそれが為替変動で結果的にマイナスになってもそちらを選ぶのが悲しいけれど本能で、それを乗り越えることは私には出来ません。

で、どの通貨が良い?

こうやって考えていくと私には豪ドルしか思いつかないんです。私が今オーストラリアにいるから、あるいは将来もここに住むから豪ドルなんだろうと良く言われます。そうじゃないですと何度もここに書いているのに、同じことを言われます。(笑) ←覚えておいてくださいよー

実際に私が日本を出たときは日本円が中心でした。社債ですが7%で回っていました。それから米ドルに換え、いつの頃からか豪ドルだけになりました。つまり、得られる金利を重視していたってこと。もちろん自分としては為替も見ていたつもりですが、それが成功したかというと疑問。

金利って複利で考えますと、多少の為替の変動はどうってことないんですね。私は7%に拘っていますが、実はこれのちゃんとした根拠ってなくて、多分この利回りならここから税金を払っても、インフレがあってもどうにかやっていけるんじゃないかという単なる推測でしかありません。また過去とか未来を考えるときに10年単位での考え方を良くするわけですが、この7%ってのは複利で考えると10年で二倍になる%なんですね。だから10年で為替が2分の1になってもトントンだとかわかりやすいでしょ?(笑)

だから多少為替が動いてもその%が吸収してくれますからやっぱり高利回りが嬉しい。もし低利回りで、なおかつ為替でもやられたら目も当てられませんから。まぁ、失敗したときの言い訳を考えながら投資対象を決めるみたいなところもありますが、失敗してもどうにかなるかもしれないという点で高利回りはやっぱり良いと思います。

ただ、高利回りということはインフレ率が高いのが普通。それも回りまわって為替の下げ圧力になりますよね。だから高金利に釣られると為替差損でやられる確率が高いと言われる。これは確かにインドネシアルピーの20%とか、かつてスケベ根性を出して大損した友人もいましたっけ。ところがですね、長い間豪ドルを見ていますと、高金利だから下げ圧力があるのではなくて、高金利だから買いが集まって上げ圧力になるという場面が多くあるんですね。

話が違うじゃないか〜〜。

ただし、長い歴史で見てみると、豪ドルは米ドルよりも高い1ドル400円だったわけです。それがあっという間に米ドルよりも安くなって、対米ドルでは60セント以下まで落ちたこともあるくらい。対円では皆さんご存知の通り2008年10月の24日に55円を割った。

こういうジェットコースターみたいな通貨でもいいのか?ってところが問題。でも今のところは、今のところはですよ。下がっても戻ってくるんですね。近年の動きとしては、高金利や資源の値上がりで買われる。ところが世界に何かがあるとそういう資金が本国に逃げるので一気に売られる。代表的なのがリーマンショックでヨーロッパ危機でも同じでした。でもまた少しずつ少しずつ持ち直す。そしてまたドカンと下がる。これの繰り返し。

こういう動きが定着しているのならそれに合わせてこちらも動くってことができるわけですが、同じパターンがいつまで続くのかは誰にもわからず。

ただ、金利だとか目先のことではなくて、そもそも国の安定性とか将来性ってどうなのよ?ってのをこの10年、主に考えるようになりました。50年後100年後に問題なく存在している国ってどこだろうと考えるわけです。となるとオーストラリアって上位に入ってくる国で、資源は豊富、農業大国だし、英語圏の自由主義社会、民主主義。そして先進国の一端でもあって、基本的には白人社会だから(これは大事かも)世界に大きなイノベーションが起きてもそれに乗れる。寄らば大樹の陰と考えるとオーストラリアはかなり高得点に思えるわけです。

で、通貨は国を表しますから豪ドルを持っていれば基本的に安全に思えます。まぁ、この辺の考え方はもともと持っているわけで、だからこそオーストラリアへ移住したし、私の子孫もどうにかなるだろうと思ったわけです。で、国外に出ても豪ドルを持つということはオーストラリアの影響をいい意味でも悪い意味でも受けるわけですが、安全性は高いだろうという判断です。なおかつオーストラリアの良さを甘受しながら無税の国で生活ができればこんなうまい話はないんじゃないかと。(笑)

為替の動きは所詮どんな通貨でも切っても切れないわけですから、同じ苦労するなら豪ドルと苦労するのが良かろうという判断です。

で、為替の変動への対処ですが、生活に必要な額を交換するのは難しくないと思っています。それは円からリンギットでも同じで、例えば100万円ずつ時期を見計らって有利な値で交換する。これは前にもちょっと書きましたが、一番リンギットが安いところで交換して・・・とかそういうことは絶対に無理ですが、定期的に交換する場合、チャートを見てオシレータ系のインジケータ(わかります?)が低いところで交換する。高いところでは交換しないという約束を守るだけでかなり良い結果が出るはずです。

これも突き詰めれば、それができるくらいなら為替で巨額の利益を出せることになるのですが、考え方としては利益を出すという考え方ではなくて、例えば、昨日交換するより今日交換したほうが得でそれが出来ていれば十分という考え方です。でも明日はもっと有利かもしれないけれどそれは考えないということです。あるいはこれもまた「下手な考え休むに似たり」通りで、下手に予測をするぐらいならそれこそ毎日換えるという考え方がありますよね。いわゆるドルコスト平均法になるわけですが、ならせば移動平均の値で売買することになりますから、大きな得も無ければ損も無い。実際に毎日換える事はないにしろこの辺の考え方って結構大事だと思っています。

では、こういう生活費の交換ではなくて、大きな金額を交換する場合はどうするか、ここが問題ですね。

まず、上に書いたように、そもそも大きな金額を交換する必要があるのかという原点を吟味する必要があると思います。為替は難しいわけですから、自分の都合よく動かないのが普通と考えれば、下手に大きな金額を換えないという選択肢もあるんじゃないでしょうか。これはどの通貨だとしてもその通貨と心中するくらいのつもりが必要だという意味でもあります。これって理屈を超えた人の感情の分野の話になりますが、私が豪ドルと心中すると決めてからの心の平穏はかなりのものです。上がろうが下がろうが、構わない。その上下に自分も合わせて生きていこうという決心です。

なぜこんなことを言うかというと、もしこういう決心をもてない通貨に大きなお金を換えたら自分の精神状態ってどうなるか想像してもらいたいからです。私はマレーシアにロングステイはしようと思いますが、マレーシアと心中する気は全くないし、マレーシアという国やリンギットという通貨に不安がいっぱいです。そういう不安を抱えたまま、その価値を維持しようとする(為替変動に対処する)のはかなりの苦痛になるはずなんですね。心配の種がつきません。

これはマレーシアに対する思い入れの違いでもあると思います。私にとってはマレーシアは海のものとも山のものともわからず、またそもそも東南アジアの特殊性がまるでわかっていません。経済にしても生活そのものにしても自分が持っている価値観や基準とはかなり異質のものだというのはわかりますがその中で本当に平穏な暮らしが出来るのかどうかわからないのです。ということで、いつでも逃げられる体勢は崩さないつもり。だから当然大きなお金はマレーシアには持ち込みませんし、リンギットも必要な分だけの交換。

いつでもどんな通貨でも、動きに合わせてヘッジする能力があるのなら話は別だろうと思います。ただ私にはそれが出来るとは思えないのです。諦めています。

上に書いたように定期的に必要な100万円を換えるだけならいろいろ方法を取れるでしょう。でもそれって100万円だからできるわけで、例えばですが世の中の情勢を見ても、あるいはチャート分析を見ても、どうしてもここは売ったほうが良いと判断をしたとしても、大きなお金をその考え通りに動かせる人って少ないと思います。怖くて出来ません。これって100万円分の株を買うのなら簡単に意思決定はできるでしょうが、ではほぼ全部の財産をどの株に投資するか決めなければならない場面を想像してください。

大きな額の通貨乗り換え、あるいはヘッジするってそういうことなんですね。

でも世の中っていろんな人がいて、そういうことをいとも簡単に決定できる人もいる。実は私の父がそういうタイプで、全資産の通貨の乗り換えとか平気でやっちゃいます。これがまたうまいもんで、銀行の担当がどうしてそのタイミングがわかるんですか?なんて聞いていたこともありました。うちのオヤジは相場師でしたが(実業もやっていた)実は気が小さいタイプで、どうしてあんな大胆なことが出来たのか息子の私にもわからないところが多くあります。

でもねぇ、そういう決断が裏目に出ると恐ろしいことになるんですね。それの代表がやっぱりオヤジで、過去に相場で破産した経験もありますし、今から7,8年前かなぁ。お願いだからやらせてくれとお袋に頭を下げて、全財産株に突っ込んだんです。全財産ですよ。その話を聞いて馬鹿じゃないかと思いましたよ。許した母もおかしいと思った。で、結果は大失敗。その後のオヤジはやせ細って寝たきりでそのまま死ぬんじゃないかと思ったくらい。立ち直るのに1年以上掛かりました。

まぁ、その話は前にも書きましたが、相場師としてのオヤジの才能はあると思うのですが、何かが抜けているんですね。オヤジの昔からの口癖は「相場は簡単。でも自己管理が難しい。」でした。これは私も賛成で、まさに自己管理ができかったのがオヤジの敗因だったのだろうと思います。でもオヤジとしては負けたままで人生を終わるのがどうにも我慢できなかったんでしょうね。だから最後の勝負に出た。で、負けた。動機としては理解できますが、全財産張るというところが理解の外。かなりの高齢だし、老後のこともあるんだから5分の1でも10分の1でも良いはずで、とにかく「俺は勝った」という結果があればそれで十分だったろうと思うんですよ。またそういう額なら勝てたかもしれない。ところが全財産張っちゃうんですから、不思議です。

何でこんな話をしたかというと、為替で大きな額を換えるってこれと同じことだと思うからです。絶対にそうしなければならない理由があるのならまだしも、そうじゃない限り大きな金を動かすべきじゃないというのが小心者の私の考え方です。何もしないという選択肢もまんざら悪くないという点でもあります。

ヘッジにしても同じで、100万円のヘッジなら鼻歌ものかもしれませんが、ほぼ全財産のヘッジとなったらどうでしょう。ヘッジの経費も半端じゃなく大きいし、間違えたら取り返しのつかないことになります。そしてそういうことを考えながら生きていかなくてはならない老後だとしたら、あんまり面白くないですよね。

だから私は「諦める」という選択肢を選びました。何もしないということです。オーストラリアにいれば嫌でも豪ドルの力に左右されながら生きるわけですが、海外に住んでも豪ドルを選べば同じこと。良いにしろ悪いにしろその購買力に影響を受ける。でもマレーシアなら生活費は安い、税金も無いとなればどうにかなりそうです。

ただこの辺は投資としての良し悪しじゃなくて個人の生き方の問題ですから、正解は無いと思っています。

前にも書きましたが、私には一つの決まりがあります。それは

○ 自分が住みたいところ
○ お金が住みたいところ
○ 通貨の種類

これを明確に分けるということ。あえて関連付けないと言うべきでしょうか。

誰でも国外国内問わず住みやすい、住みたいと思う場所があると思いますし、それは年齢と共に変化するでしょうし、ロングステイで放浪することもあるかもしれません。お金ですが、お金も人間と同じように住みやすい場所があるはずなんですね。それはまず為替交換に制限が無く、交換手数料はメチャ安くて、ありとあらゆる金融商品が選べて、そして税金も安いところ。当然、政治も安定していて金融面で他国からの影響を受けない場所。そしてどの通貨でというのもそれをおいて置く場所や私の居場所とは全く関係がありません。安定して稼いでくれる通貨ならなんでもOK。

ですから日本人だから日本に住むとか、マレーシアに住むからお金はマレーシアに置くとか、通貨もリンギットにするとか、そういう考え方は全く持っていません。私という体がどこにあろうとお金は住みやすい場所を探して世界を駆け巡るかもしれませんし、逆にお金の場所、通貨は変わらず、私の住む場所がその時々変わる可能性もあると思います。今、オーストラリアにて、通貨は豪ドルというのは単なる偶然でしかありません。たまたまオーストラリアは住むにも良い場所で、通貨としては金利が高く決して弱い通貨ではないから豪ドルが良いというだけの話。

私としてはこういう基本的なことを押さえておけば、毎日上がったり下がったりする為替の行方を心配する必要は無いんじゃないかと思います。というか見張ってないと危なくてしょうがないような通貨を選ぼうとも思いません。

でも為替変動の影響は間違いなくあるわけですから、直接的なそれのヘッジはしないものの、他の稼ぎでそれを補おうと思うわけです。ヘッジにもいろいろあって、例えば現物株を持って空売りや指標先物でヘッジをするとか同類のものでするヘッジもあれば、ポートフォリオを組んで分散投資するようにAの損をBで補うという考え方もあって、為替変動に関しては何もしない代わりに、他方で頑張って儲けるという方法があっても良い訳ですね。で、何か面白い方法は無いか模索するのがこのブログのテーマの一つでもあるわけです。私としてはFXのデイトレを推奨していますが、近年出てきましたトラリピにしてもあるいはスワップ作戦とトラリピが合体したようなくるくるワイドみたいな新しい考え方もありますし、またそれらとテクニカル分析との合体も出来るかも知れず、難しいとは言いながらも、実は普通の事業に比べれば段違いに楽チンである相場の世界をもっと身近なものにしたいと思っています。


なんだかうまく説明できませんが、まぁ、こんな感じで・・・・


にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ
お金関係 |  コメント:6  |  トラックバック(-)
TOP

久しぶりのタイ料理

ヨメさんはタイ料理が大好き。そもそもエスニック系が好きみたい。ところが私は駄目。食べられないとか嫌いとかってほどじゃないのだけれど、食べたいなぁと思うことはマレ。

でもなんとなくタイ料理を食べてみたくなりました。というか他に食べたいものが思いつかず。

近年、ゴールドコーストではタイ料理やマレーシア料理の店がかなり増えていて、住宅街の中の小さな商店街にも出来ている。

さて、どこに美味しい店があるんでしょう。ちょっと行ってみたい気になる店もあるんだけれど、友達とあちこち開拓しているヨメさん曰く、やっぱりタイラナがいいなぁという一言でラブラドールのタイラナに決定。

Thai Lanna

サウスポートからラブラドールに行って、チャリスシーフードマーケットの手前、和食の大樹の先。


大きな地図で見る

最近、ヨメさんと食事に行くときにはその店の開店時間を狙っていくパターンになっていて、よっぽど混む店じゃない限り予約は不要。昨日も我々が着いた時点で入っていた客は二組だけ。

この店って結構中が広くて席数はかなりある。そして室外にもテーブルがあって、我々はそこに座りました。

私がこの店に最後に来たのはいつだろう。多分10年ぐらい前かもしれない。でも昔からタイ料理というとこのタイラナで結構好きな店。この店はかつて、今ゴールドコーストでもっとも成功している和食の店の「いとしん」があった場所。20年ぐらい前ですかね、いとしんはここからマーメイドビーチの方(今の場所よりずーーっと南)に移ったのでした。その当時、いわゆるいとしん時代からこの店には来ているので、この店に入るとなんとなく我々のゴールドコーストの歴史を思い出すような、ちょっと我々にとっては特別な店です。

まぁお約束でしょうが、お店もタイのイメージでいっぱい。





ここは室外なんだけれど屋根もあって雨が降っても大丈夫。でも表の感じが好きです。



ここはBYOなので、途中の酒屋でワインとビールを買ってきました(ヨメさんの仕事)が、とてつもなくお買い得のワインを見つけたとのこと。1本12ドルで、一本買うともう一本オマケという白ワイン。

ヨメさん曰く、一本6ドルと考えてはいけないそうで(安物のイメージになる)、あくまでもう一本はオマケなんだそうです。



南アフリカ産のソヴィニョンブランだけれど、まぁ、値段を考えても期待できるワインじゃありませんが、なんというか、昼間のバーベキューでがぶがぶ飲むようなタイプのワインとでもいうか、まぁ、ワインには全くうるさくなく知識も無い我々には十分でした。

ダックの春巻き。ダック味の春巻きってなんか異様な組み合わせのような気がしないでもないけれど、これ美味しい〜〜。



マネーバッグという名前がつけられた、中身は色々の揚げ物。



魚のすり身の揚げ物。酒の肴には日本人としてはこういうのは嬉しい。この写真の奥に写っているソースですが他のソースと違ってチリの他にキュウリやナッツが入っていて美味しかった。で、その時に思い出しました。ラーチューシーヤォ(中華で言うフレッシュチリを刻んだのが入っている醤油)のタイ料理版を頼むのを忘れていました。



これってタイ語でなんていうのかわかりませんが、醤油じゃなくてフィッシュソース(魚醤)のやつ。ちょっと臭いですが、エスニック料理にはこれですよね〜。これがまたとてつもなく辛いのだけれど甘めのタイのソースはあまり好きではない私はそればっかり使ってました。

ということで酒の肴三種。



それとメインではないし、でもオントレでもないし、店によってはサラダの分類がされているGreen Noodle。この緑豆春雨って大好物で、具が期待以上に入っていたので嬉しかったし美味しかった。この店ではメインの分類だったっけかな。量としても十分すぎるくらい。



上の緑豆春雨でお腹いっぱいにするのはなんとなく寂しかったので、半分はテイクアウェイにしてカレーを頼みました。イエローカリーでココナッツミルクが入ってるチキンカレー。なんていうんでしたっけ?

やっぱり甘すぎる。でも美味しいことは美味しいと思いました。小ライスを頼みましたがそれも半分でお腹いっぱい。このカレーも残りはテイクアウェイ。



これだけ食べてお腹いっぱいでテイクアウェイもしてビルは70ドル。やっぱりタイ料理は安い。大満足。

でもこれと同じものをマレーシア、あるいはタイで食べたら多分2000円でおつりが来るんだろうなぁ・・・・

早く行きたいぞ、と。

ああ、それとこの店が良いと思うのは、私としては本格的なタイ料理を云々する知識も経験もないのだけれど、この店にはかなり本格的な感じがするんです。和食にしても海外ってなーんちゃって和食が多いですよね。それと同じようにタイ料理でもインドネシア料理、マレーシア料理も同じでなーーんちゃって料理が多い。でもそれってその場所の客がそれを求めているってことで店がわるいわけでもなんでもなくて、本格的なものを出してもそれがわかる客がいない、そして本格的な料理を出すにはそれなりのコストも掛かるわけで、それを受け入れる客がいない限りなーーーんちゃって料理になるのは当たり前だし、そうじゃなければ店はすぐ潰れるわけですよね。

そういう店がXX料理でも多い中、この店はタイ料理を食べたという満足感があります。(これをヨメさんに言った所、どこも同じよ、とつれない返事)

今、一件行ってみたいタイ料理の店があります。サーファーズパラダイスにある店なのですが、タイの雰囲気がむんむんしている店があります。店の外に客引きがいるんですが、これが絶世の美女で・・・、と思ったらニューハーフだった(のはず)り、食事の内容はわかりませんが、あそこに行ってみたいなぁ・・・。ニューハーフ大好き〜〜〜〜。^^


(この日に持っていったカメラはペンタックスQ。片手にカメラ、3本の交換レンズが乗ってしまうくらい小さくて軽いカメラ。センサーもコンデジと同じで小さいのだけれど、01と呼ばれる単焦点のレンズは35ミリ換算で47ミリのf1.9。これを使うと、コンデジか?と思うくらいのボケが出る。ただ暗いところはやっぱり駄目で高感度特性もコンデジと同じだけれど、その代わり光量が十分にあるとそこそこ良い写りだと思います。それとまだほとんど使っていませんが交換レンズに魚眼レンズがありまして、これで撮ると結構面白い。まぁ、トイレンズということになっていて性能的に云々言うべきレンズじゃないですが、こういう面白さが手軽に手に入るカメラとしてはペンタックスQ以外にないのかもしれませんね。

でも性能的にタイムラプス撮影するには全然駄目で、でも十分使えそうな気がする広告や仕様書には腹が立ちます。もしこのカメラでシャッタースピード2分の1で、RAWとは言いませんからJPEGで1秒に1枚撮り続ける性能があったらなぁ。本当に残念です。)




にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ
食べ物・お店 |  コメント:6  |  トラックバック(-)
TOP

変な相場師

このことは書いたことがあったかなぁ。

私の情報収集ってどんな分野でも英語社会から集めることが多い(内容が濃いから)のですが、相場関係も同じ。

で、あるフォーラム(掲示板)を見ていたところ、そこの常連で変なトレーダーがいるのを発見。トレーダーとしてはまぁまぁやっている人で決して下手糞ではないし、かといってミリオンダラープレイヤーという感じでもない。

何が変わっているかというと、話の中に「神様」が良く出てくるんですよ。で、自分がトレードしているのは神の僕としての仕事だと。つまり、彼はトレードで得た利益は全て寄付してるってこと。

アメリカ人って金亡者ばかりの様な感じがするけれど実はそうじゃないと私は思っていて、一般の人たちは日本では考えられないくらい寄付やボランティア活動をするんですね。税金を払っているのにそれとは別に収入の10%を寄付するなんて人はいくらでもいる。

私はアメリカ人のそういうところは偉いと思うわけで、自分が稼いだ金は自分の物、少しでも使わないように金を抱きかかえようとする人が多い日本人ってケチなのが本質だと思っています。日本で寄付の話になると、そんな余裕が無いとか、いつかそういうことが出来るようになったらねとか、寄付?こっちがしてもらいたいくらいだ、なんていうのが普通。そういう点でアメリカって強者が弱者を助けるのは当たり前という常識があるように感じます。

これはオーストラリアもそうで、ボランティアだ寄付だなんてのは学校のカリキュラムの中にこそ入っていないけれど、子供たちは学生生活の中でごく自然にそういうことをするような教育を受けているのね。体や精神的不自由がある人たちをサポートするシステムが出来上がっているのが凄いと思います。健常者と同じように人生を過ごせるようにボランティアが頑張ってる。

こういう助け合いの精神って本当は日本が凄いんじゃないかと思うのだけれど、アメリカやオーストラリアと比べると日本人は「自分のことしか考えていない」ように見えるから面白いと思います。去年の大震災で日本人の民度が高いと世界から絶賛されたのとは違うところが日本にはある。

自分のお尻は自分で拭けっていう観念が日本は強いのかと思ったり。やる気だ根性だというのはいまだに日本のお家芸のような気がします。だから発破は掛けるけれど手を差し伸べないのかな?でも本当にヤバイ状況になると日本人の相互扶助の力が見えてくる。つまり、手を差し伸べるTPOが違うだけかもしれない。

でも一般生活の上では日本人はケチというのが私の印象です。大枚をばらまく人はいるけれどそれは自分のためにばら撒くのであって、ドカンと寄付する話って聞いたことがない。

その点、あのビルゲイツにしてもウォーレンバフェットにしても自分の巨額の財産の大きな部分を寄付しようとするって、ああいうのは日本人には冗談でも言えない。たいしたもんだと思います。

でも昔からよく言われるアメリカンドリームってのはそういう弱者救済の観念が根本にあるからもてはやされるのだと思っています。どこの誰が成功して巨額な富を築き上げたとしても、もしその人がそれを自分で独り占めにするようなら誰も彼に喝采を送ることはないし、損でもしようものならざまぁみろってなことにもなりかねない。

でもアメリカで成功者が持てはやされるのは、彼らは自分の代わりに頑張ってくれたというような感覚があるんじゃないかと思っています。稼いだ金はそれを施しに使うから。だから単なる金を稼いだやつじゃなくて「成功者」としてもてはやされるのだろうし、また後に続けってことになるんじゃないですかね。

で、自分の利益のために相場を張るのではなくて、世の中のため、神の意思だと信じてトレードをするトレーダーがいたということ。まぁ、彼にしてみれば一日中寄付金集めをしている人がいるのと同じように、自分も神に仕えていると信じているのでしょう。

まさかそんな人がこの世にいるなんて想像もしていなかった私としては、実は感心してしまいました。

相場で勝つのは簡単ではないわけですが、でも簡単に儲かる商売なんかこの世に存在しないわけで、どんなお金儲けも難しいのが当たり前。それを前提に考えた場合、私は相場は簡単な方だと考えています。実際に普通の若者や主婦が9桁10桁稼いだなんて話は結構あるし(11桁稼いだ若者がいるのはびっくり)、まぁ、我々のような一般人でもそれなりに儲けている人は決して少なくない。でも損する人の方が圧倒的に多いのは、なーーんの下準備も勉強もせずに、それこそパチンコかカジノに行くつもりで相場を張るから勝てないのであって、逆に言えばそれで勝てたら大変だと私は思うわけです。

儲けてると言える程度の人は1−2%だと思いますが、それって少ないと見るか多いと見るか。私から見ると多いと思っています。巷では相場で80%の人が損をする、大変難しいと言われますが、私はそういう人たちは世の中を馬鹿にしているんじゃないかと思うくらいで、たとえばラーメン屋でもなんでも構いませんが、独立して成功している人の割合、世界に存在した会社の生き残る割合を考えてみると、1−2%なんて大きな数字じゃないと思ってます。町を見渡すと会社もお店もいっぱいあるし、金儲けって一生懸命やればどうにかなるんじゃないかと思ってる人もいるようですが、あれは生き残った人や会社がそこにあるだけの話で、その何百倍もの人や会社が潰れて消えていってるわけですよね。消えた人たちは目の前にいないからわからないだけ。

ましてや小額から始められて、学歴も職歴も経験も、そして年齢も全く関係ない世界が相場ですから、私は多くの人が手を出してみるべき世界だと思っています。ただし、ちゃんと学ぶこと。ギャンブルとは違うんですから。そもそもなーーんも考えないでやる人が多いですからちょっとしたことを覚えるだけで負け組みから脱出できるのが相場だと思っています。だから80%以上が損をする世界だなんてのを真に受ける必要はないと思っています。

ただ、性格的に合う合わないというのは大きいと私は思っていまして、でもそれもやってみないとわからないわけですし、もしかすると相場をするために生まれてきたみたいな才能を持っている人は多くいるかもしれない。(笑)

で、話は最初に戻りますが、稼いだお金は全部自分の物とは思わない人っているわけで、実は私も金は世の中の回り物であって、個人の所有物ではないという考え方を持っています。でも世の中は、お金って個人単位で考えるのが普通で、稼ぐこと、所有すること、それらが個人の責任であるのが不思議に思います。人には得て不得手があるわけで、金儲けがそもそも駄目な人って間違いなく存在するし、お金に全く執着しない人もいる。そのようにいろいろなタイプがいるのに、金は自分で稼げっていうのもおかしなもんだと思うんですよ。

つまり、なんでも適材適所があるはずで、稼げる人にはどんどん稼いでもらってそれを還元してもらうというシステムでも一向に構わないはずなんですね。家族の中にはそれはあって、旦那が稼いで女房は旦那が働きやすい環境を作るのが仕事という家はいくらでもあるし、それでバランスが取れている。兄弟でも同じで、兄貴は芸術家肌で弟は実業家タイプなら弟が兄貴の分を稼いだって全くおかしくないですよね。会社はまさにそうなっていて、全員が営業部員だなんて会社は存在しない。

これはもっと大きな単位の市町村、あるいは県、国でも同じで、稼げる人に稼いでもらって還元してもらうシステムというのが一番のはず。というか世界がそうなっているはずですね。

でもどういうわけか、これは俺が稼いだ金だと抱き込む人が増えてきた。寄付?冗談じゃない、税金を払っているんだからそんなのは自治体なり国がどうにかすればいいと知らん顔。

その反面、稼ぐという点では個人色が非常に強く出る相場の世界。つまり皆で力を合わせてどうにかしようという世界じゃない世界。そういう世界にも自分以外の為に稼いでいる人がいるのは非常に面白いと思いました。

そういう感覚を持っている人だけ集めて徹底的に教育して相場を学ばせて、各市町村、各ボランティア団体にばらまいたら面白い世界になるだろうなぁ、なんて夢想したりして。



にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ
お金関係 |  コメント:2  |  トラックバック(-)
TOP

インフレに関して

インフレは退職者にとって最大の敵であり恐怖であるわけですが、そのことに関して。

前の日記に「金利」に関して書きましたが、金利とインフレは車の両輪みたいなもので切り離して考えることは不可能だと思います。また、どんなに高利回りの通貨だとしても、我々一般がやるような定期預金で得られる利子はやっとそれでどうにかインフレ分を補うことが出来るという程度でしかないという事実。ましてや税金を取られ、そしてその利子を食って生活するとなるとインフレの影響をモロに受けることになり、長い年月の間にはその金利生活そのものが破綻する可能性が大きいことを書きました。

ただ、私の実感として感じるインフレ率は発表される統計の数字よりはるかに高い。これってなんなんでしょう。こういう風に感じるのは私だけですかね。

でも考えてみるとこの答えは簡単で、経済も発展してくると生活レベルが上がってくるってことなんですね。

インフレを計算するときに何の価格を見ているかによってかなり違いが出てくるはずですが、たとえばパンや米の価格推移を見てもほとんど意味がないと私は思うのです。

たとえば、かつての日本では米が主食で、それこそお新香と味噌汁、おかず一、二品ぐらいが普通でした。ところが経済の発展と共に食生活が変わってきた。外食も普通にするし洋食も食べるようになった。そのうち、あの店がいいとか悪いとか「グルメ」なる言葉も一般化して食べる内容そのものが高級化しましたよね。つまり物価は上がっていないとしても内容がアップすればおのずと使う額は増えてくるってことなのでしょう。

住宅も同じで、かつては「文化住宅」なるものに憧れて新しい団地に入ることを目標にした年代もあった。ところが今その文化住宅を見てみると古さしか感じない。そして今の時代、新築であのような住宅を建てることはあり得ない。

海外も同じで、たとえば中国ですが、私の持っていた中国のイメージはとにかく貧しくて汚くて、町には自転車が溢れ、着ているものも粗末で男は黒いズボンにランニングなんていうのが普通でした。でも今では自家用車、高級車が溢れ、ロールスロイスは中国が一番のお客様。

時代の変化っていうのはこういうことが起きているわけで、この中でパンや米の値段の推移、ましてや自転車の値段を過去と現在と比べても全く意味が無いのがわかります。でも統計で出てくるインフレ率の数字はそういう比較数字ですよね?

オーストラリアはそもそもが慢性的なインフレの国ですが、経済発展のスピードも早く、この20年で随分変わりました。私たちが来たころは、町に走っている車はオンボロばかりで、日本では若者が乗るようなカローラやサニーを良いオヤジさんが大事にしてピカピカに磨いて乗っているような感じがありました。また窓ガラスが割れたままで、そこには黒いゴミ袋を貼り付けていたり、ドアの色が一枚だけ違うとか、バンパーは半分腐って落ちかけているような車が普通に走っていました。ところが今はそういう車はまず走っていません。それどころかかつては良い車にのっていた日本人が今ではオンボロに乗っているような感じさえあります。

レストランもそうで、特にここゴールドコーストは田舎ですから良い店がないということもあったのでしょう。どこへ行っても安かろう悪かろうで、また普通のオーストラリア人は外食はほとんどせず、外食をしても4人家族で100ドルを超えるような食事はしないのが普通でした。またオーストラリアというとバーベキューですが、これがまた質素なのが普通で、焼いているのはジャガイモとソーセージだけなんてことが多かった。オーストラリアではステーキは贅沢品です。意外でしょ?

かつては良いものを食べているのは日本人ばかりみたいな感じの時代もありました。我々もイセエビやアワビ(とにかく安かった)なんて高級食材をレストランで平気で食べたり、家のバーベキューで焼いていたもんです。ところが今ではとんでもない価格になってしまい、イセエビやアワビなんか横目で見て通り過ぎるのが普通。いつのまにやらレストランで凄い食事をしているのは中国人という光景になっています。

子供の学費もそうで、我が家の子供たちは私立に入れたのですが、小学生の頃はなんてことのない学費でした。ところが学年が上がるにつれて高くなるのは当然ですが、それにインフレと内容の充実度が上がってとんでもない学費になってしまった。当時の小学校と今の高校との学費は8倍の開きがあります。下手をすればこの高校の学費一人分が今の日本の初任給ぐらいになってしまった。高い税金を考えると何人かの子供を私立に入れて普通に生活することでも不可能な感じさえしてきます。もしかすると今後は税込み年収20万ドルでもたいした生活はできないかもしれない。これからオーストラリアに渡る若い人がいたら、その辺のことをしっかり調査して覚悟を決めないとかなりヤバイことになると思います。

つまり、私が言いたいのは単にインフレ率だけを見ていては実態はわからないってことなんですね。経済が発展すれば生活の内容そのものが変わるわけですから、単一商品の価格の移り変わりを見ても何もわからないということになります。これは特に都市部に顕著なはずで、全国的なインフレ率を見ても全く意味がない。また本当にその国が発展してくると次に地方がもの凄いスピードで変化してくる。

これはマレーシアでも同じで、コンドミニアムにしても値上がりが凄いとは言うものの、内容がかなり変わってきているように私は感じます。5年はとにかく10年前のコンドはかなり古い感じがします。また床も普通のタイルのところがマーブル(大理石)やグラナイト(御影石)のタイルを使う。洗面所のシンクやバスタブもグレードがまるで違う。これじゃかつてのコンドと価格が違うのは当たり前で、単に不動産の価格が上がったというより、内容のグレードが上がっているからと見るべきかもしれませんね。これが実態かもしれないと思うのは、不動産の値上がりが凄いという割にはまるで値段が上がらないコンドはいくらでもあるから(前に紹介したpropwallというサイトで価格の移り変わりが見れます)。そういう意味でも、単に不動産の値上がりが凄いから今のうちに買え!というのは早とちりの可能性ありですよね。値上がりを見るなら中古物件の値動きを見なければわからないと思います。

世の中の物価って経済の発展で単品の価格がインフレで上がるのと同時に、内容がグレードアップしてくるからますます高くなる。これが統計で出てくるインフレ率より物価が上がっているように感じる理由だと思います。

さて、単にインフレ率だけでも定期預金程度の利率では目減りに対抗する程度の力しかないという現実(マレーシアでは昨年3.5%のインフレ率だと聞きました。確認要)があって、その所得に所得税が掛からないという恩恵はあるにしても、その所得を使っていたらどんどん目減りするだけ。

これって、これから退職してマレーシアに移る我々にしてみると、生活のスタート時点が最高で、あとはどんどん生活内容を落としていかなくてはならないという意味だと思っています。私がオーストラリアで体験し、見てきたものはまさにそれ。自分の生き方に固執して周りがどうなっても俺は俺だと生きていける人は構わないと思いますが、世の中の発展と共に自分もその流れに乗って生きていきたいと思う場合は当然物価の上昇、一般生活レベルの格上げに追いつく収入が無いと置いていかれる。

歳寄りは良いと思います。退職前には世の中で一番の高所得を得、多分歴史的にも最高額の年金をもらい蓄えもある。そういう環境なら蓄えから生まれる金利分を全部食べてしまおうが、その蓄えがどんどん目減りして行こうが、残り少ない余生を考えれば十分逃げ切れる。

ところが最近のトレンドとして若者が早期退職し、また震災の関係でやっぱり普通なら考えられない年代が現地で仕事をするわけでもないのに家族を引き連れて海外に出て行くようになった。こういう方々がどういう試算をしているのか私には想像もつかないのですが、金利に関して書いたように、またこのインフレに関して書いているように、これから先、もっともっとお金が掛かるような年代の方々がどんな理由があろうと簡単に退職という道を選んで良いのかどうか他人事ながら心配になります。

そろそろ退職を控えた予備軍も同じで、一般的には海外での生活に憧れとか現実以上の期待を持っているケースが多いと私は思うのですが、その気持ちが先に立ってしまい、冷静な生活シミュレーションができていないなんてことが無いことを祈っています。オーストラリアには1980年代の終わりごろからごっそり日本からの移住者、退職者が渡ってきましたが10桁あった資産も無くしたり、食えなくなって引き上げた人たちは半端じゃない数です。でも日本に引き上げることが出来る人はラッキーかもですね。

結局、じゃぁどうすりゃいいのとなれば、答えは簡単で誰しもがわかっていること。つまり、仕事をして所得を得るしかないってこと。それも出来ることなら世の中の変化に合わせた所得の維持。

退職者は、そんなの当たり前だけれど退職ってのはそういうことから離れることだと言うでしょう。でも私はそうは思わないんですよ。サラリーマンを長くやっていた人は毎日仕事に出て、毎月お給料をもらうのが普通だと頭から信じている。でも私みたいにサラリーマン経験がほとんどない者に取っては、お金とは自分で稼ぐものなんですね。誰かにもらうものではないわけです。だから退職という言葉さえ、実は私にはピンと来ないんです。毎日仕事に出て給料をもらうのが仕事だとするなら、私は仕事そのものをしたことがないということにもなりかねません。もちろんオフィスも構えスタッフがいましたが、仕事をしたらお金が入るという感覚は皆無で、そもそも働く時間の観念もないわけです。頭の中は24時間365日営業。

だから私にとっての退職は、オフィスやスタッフもいない、毎日会社に行く必要が無いというだけのことであって、自分で自分の金は稼ぐということに関しては全く変わりがありません。つまり、会社を辞めたら稼ぐのは終わりという一般的な退職者の考え方が私には異質に思えるんです。人間って毎日ご飯を必ず食べますが、収入を得ようとする行動もそれと同じで、ある時点でやめてもいいということのほうが私には理解しずらいこと。

ま、こういう考え方の人間も決して少なくなくて、特に商人には多いんじゃないでしょうか。そして自分で自分の金を稼いだことが無くても本来人間の営みってそれが基本ですから誰にでも出来るはずなんですね。だからそれをしない、放棄する、諦めるのはもったいないと思うわけです。

このブログでもお金のことを書き続けるのはどういう理由かといえば、それが理由。世の中の変化に取り残されて生きていくのを拒否し、退職しても世の中の流れに乗って生きる方法を模索したいと思うわけです。

定期預金にお金を入れて、それだけで終わってしまうのは非常にもったいないと思うのです。手を出し足を出し頭を使って動けばどうにかなることってたくさんあるはずです。それもこれから資産形成をしようってわけじゃありませんし、元手も何も無い状況じゃないわけですから。だからといって銀行の、あるいはエセコンサルタントの言うままに銀行で外貨預金をしたり、為替デリバティブを薦められて買ったり、あるいは私にしてみれば詐欺のようなノックイン債に手を出すことなく、しかし利益を得ること=リスクをとることですからリスクを必要以上に怖がらずやっていくしかないと思います。

でも何もしないという選択が一番正しいケースは少なくありませんから、まぁ食えなくなったらその時はその時と今を楽しむのが一番利口なのかもですね。

私としてはどんなヨイヨイのジジーになっても上を狙うことを止めたくないのでこの生き方は変わらないと思ってます。というかそれが生きる楽しみでもあります。

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ
お金関係 |  コメント:5  |  トラックバック(-)
TOP

金利に関して

日本人って計算は得意だと思うのですが、その根底にあるものまでは理解していない傾向が強いのを感じます。マレーシアがらみの話題の中でも、日本は金利がほとんど付かないのに、マレーシアで(リンギットで)預金すれば3%以上も付く。素晴らしい〜という人が圧倒的多数。

私としてはこの現状を見て、あ〜〜あ、と思うわけです。

マレーシアの1000万円のコンドミニアムを見て、安い!こんなマンションだったら日本では3000万円はすると感激しているのと同じ。

考えてみると我々ってお金の勉強って全くしていない、教育を受けていないのと同じですよね。お金ほど大事なものは無いのにどうして学校で教えないんでしょう。私に言わせれば小学校時代から「常識」としてお金の話はするべきだと思うんですよ。そして義務教育を終えるころには、「金利」ってなんなのかとか「個人保証」ってどういうメリットデメリットがあるのかとか、またこういう時代ですから「為替」ってなんなのか、そして一歩突っ込んで「FX」ってなんなのか、こういう知識なしに現代で生きるのは非常に難しいし危険なのに学校では教えないってなんなんでしょうか。

これは「民衆は馬鹿の状態で放置するのが好ましい」という統治する側、民衆から利益を吸い上げて生きている側の強い要請、あるいは暗黙の了解があるような気さえします。昔、植民地があちこちにあったわけですが、植民地政策として「愚民政策」というのが普通でしたよね。民衆に教育を与えず、真実を知らせることもなく、無知・無教養のままに放置すればそれこそ動物園の動物たちを管理するのと同じで、支配者側には従順で批判することもない。そこにあるのはアメと鞭で、そして支配者は民衆を守っていると民衆に信じさせる。

これは植民地時代の過去の話のようだけれど、今もそれは脈々と続いていると私は思うのです。去年の大震災のときの政府、マスコミ、某企業の言動を思い出すといかに民衆を馬鹿にしていたかが良くわかると思うのは私だけでしょうか。

この世の中はそういうシステムがしっかり存在していて、我々はピラミッドの最下層の構成員であり、いや、支配層といえどもそのピラミッドの居場所が違うだけでピラミッドの構成員であるのには違いが無いのかもしれませんね。

まず私は自分がそういう状態に置かれているというのをしっかり自覚することが大事だと思うんですよ。だから世の中の常識は嘘で固められている可能性が高いと疑って向き合う必要があると思います。

で、金利に関してもお金そのものに対しても我々は無知の状態であるということ。でも馬鹿の壁があるとすれば、それは非常に間近にあって低い壁ですから、誰にでもそれを認識して乗り越えることができるはずなんですね。そしてそれを超えた人と、超えられない人との間には大きな違いができるってこと。

金利には「名目金利」と「実質金利」がありますよね。で、子供にでもわかりやすいのは「名目金利」。マレーシアは金利が高くて良いよ〜と言っているのはこの「名目金利」のこと。

この理解のままでよいのでしょうか?

では「実質金利」とはなんなのか。これを理解するには中学生レベルの算数を理解できないと無理だと思いますが、まぁ、よっぽど幸せな頭脳を持っているんじゃない限りすぐにわかりますね。

100万円のお金があるので、それを銀行に預けるとしましょう。で、利子は破格の年間5%だとします。嬉しいですねぇ。

でも世の中の動きを見ていると、100万円で買えるものがどんどん減っていたら、あるいはいつも買うものがどんどん値上がりしていたらどうなります?

3年後に100万円プラス利子をもらったとしてもそのトータルで以前なら買えたものが買えなくなっていたらどうなんでしょうか。

どうしてそんなことが起きるのか?5%の利子が少ないから?あるいは値上がりのスピードの方が速すぎるから?

どちらにしても、インフレ率、あるいはデフレ率を無視して利息の%だけで良いの悪いのいうのは全く的外れであるというのがすぐにわかるはず。ですよね?

つまり大事なのは、見かけの5%という「名目金利」じゃなくて、そこからインフレ率を引いた、あるいはデフレ率を足した(デフレなら−X%を引くという考え方)率が本当の「実質金利」であるはず。

我々にとって一番大事なのはこの「実質金利」であって「名目金利」ではないわけです。

また実質金利の計算ですが、巷では単純に 

実質金利=名目金利-インフレ率

ですが、実はこれだと誤差が出てきて上の式は近似値だという言い方がされます。

1+実質利子率=(1+名目利子率)/(1+インフレ率)

これが正しいはず。興味がある人は調べてみてください。

考え方としては簡単なのに、これを理解できない人が多いのがとっても不思議です。

名目金利が高いほうが良いというのなら、他にいくらでも高金利の通貨がありますからそれに交換して預金するのが良いってことになっちゃいます。

でもそういう国の通貨はインフレ率も高くて為替も常に下げ圧力が掛かっていて、数年後には下手をすればその金利以上に値下がっている可能性だってありますよね。面白いのは、こういう話になると「うんうん、その通り」という方が多い。でもマレーシアは3%以上付くから良いのだとわけのわからんことを言うのはなぜなんでしょう。

多分、その通貨に替えて、また後で元に戻さずにその通貨をそのまま使うというところで何か勘違いをしているのだろうと思います。

とにかく、他通貨は他通貨なんですから、いつまでも日本と、そして日本円を頭において比べるのではなくて、その通貨での金利、インフレ率を考慮しなければならないってこと。

さて、日本はデフレですが、マレーシアはどうです?物価は安定しています?5年前と今と比べてどうです?

それでも3%は凄いと思う幸せな人はどうぞそのまま幸せ感を維持できるようにしたほうがいいでしょう。

いやいや、そんなことはわかってるワイ。でも日本円で持っていたら金利は付かないし、しょうがないじゃんという答えが返ってくるのでしょう。

でももし日本のデフレが間違いないのであれば、それは回りまわって円高が進みますから、結果的に使うのはマレーシアリンギットだとしても後にマレーシアリンギットに交換したら以前より多くのリンギットを手にすることができるんじゃないですか?そして近年まさにその通りに動いているんじゃないですか?

マレーシアマレーシアという声が聞こえるのはこの数年ですし、どれだけ多くの日本人が今マレーシアに向かっているにしても過去10年20年の動きを知っている人は決して多くは無いと思います。では日本ではデフレがどんどん進んでいたこの10年20年ですが、マレーシアはどうなっていたのでしょう。自分の目で見なくてもそれはいくらでも統計がありますし、また地元の人の話を聞くなり、昔のマレーシアを知っている人に聞けば簡単にわかりますよね。

それでもなお、3%は凄いって思うんでしょうか。

私の考え方を書きますが、では3%がまだ低いのであればもっと高率の通貨にしたほうが良いというのではありません。3%が決して高くないのと同じに、オーストラリアドルで5%に回ろうが、ブラジルレアルで9%に回ろうが理屈は同じで、その名目金利の高さって何の意味も無いってことです。

じゃぁどうするんだよ〜〜、って話ですが、結局高金利を求めて他通貨に換えても「実質金利」ってのはさほど変わらないというのが私の考え方で、どこかに甘い水があるんじゃないかと探しても結果は見えていると思うんです。

じゃぁ、マレーシアに渡るんだから、どうせ他通貨も同じならリンギットで良いってことになるだろう?

それはその通りだと思います。リンギットでよいと私は思います。

お前は一体何を言いたいんだ?と頭がウニになりそうな人がいそうですね。(笑)

要は、マレーシアリンギットの3%では「実質金利」を考えた場合、たいした妙味は無いってこと。そして他通貨を探しても「実質金利」ではどこも似たり寄ったり。つまりですね、実質金利そのものをあげる努力をしない限り、どうあがいたところで意味が無いってことなんですよ。

「金利の高い通貨を追い求めることにそもそも間違いの本質がある」ってことではないでしょうか。

じゃぁどうすればいいの?ってことですが、答えは簡単ではありません。

マレーシアリンギットだとすれば5%以上を狙うってこと。豪ドルだとしたら7%以上を狙う。ブラジルレアルなら12%以上を狙うてこと。

そんなの無理だ〜〜〜〜〜。って思いますよね。私もかなり難しいと思います。

つまり、金利生活ってのは簡単じゃないってこと。それだけのことなんですね。金利が高いと金利生活ができるような「気」がするだけ。

結局、我々が底辺を構成している世の中のピラミッドがそういう風にできているってことで、どうあがいても遊んで暮らすなんてことはできないように出来ている。まぁ、当たり前といえば当たり前で、我々底辺の人間たちが優雅に遊ぶようになったら支配層はどうなるんでしょう。というかピラミッドが、経済が、世の中そのものが機能しないってことでしょう。

こういう話を書いていると私は非常にイライラしてきます。読んでる方にもそれが伝わっているでしょうが、私が腹が立つのはわけのわかっていない人たちに対してではなくて、そういう世の中、ピラミッド、その存在そのものに腹が立つのです。

収入が少ない中から税金も払い、保険料も払い、そしてやっと年金をもらえるようになっても決して十分じゃないし、本来ならもう遊びに集中しても良い様な年代になってもまだ働かなくてはならない人が世の中の大半。これって政治が悪いのか、でもそうだとすれば政治家を選ぶ、あるいは育てる役割の我々が馬鹿なのか。広い世界には「ゆりかごから墓場まで」の高福祉政策で成功している国もあるのに、一体我が日本はどうなっているのか。それなのに世界でも珍しいぐらいの政府の借金って一体今まで何をしていたのか、腹立たしいことばかりですが、一体この苛立ちをどこにぶつけていいのかもわからない。

でもま、いつも書きますが、動物の世界では自分で食べられなくなったら死を意味しますし、私はそれがやっぱり人間の原点でもあると思っています。働かなくては食えない。食わなければ死んでしまう。こんな何十万年だか何百万年だか知りませんが、どれだけ人間が頑張って経済もテクノロジーを発達させても、働かずに食う、食わずに生きることには成功していない。それどころか働いても食えない人がいまだに存在するってのが不思議で仕方がありません。

これは世の中ってそういう風に出来ているのか、そういうピラミッドが作られたのか、どうなっているのかはわかりませんが、私としては文明なんてインチキだとしか思えないんです。

だからもしそのピラミッドに自分が組み込まれているとしたらそこから抜け出たいし、世の中の常識として我々が信じさせられているのとは違う世界があるのならそういう世界に行ってみたいと思うわけ。

金利にしても、結局はピラミッドの中に組み込まれた状態で、どの通貨がいいとかわるいとか考えても絶対に良い方法なんか見つからないと思うんです。

じゃぁ、どうするか。やっぱりチャレンジするしかない。自分で稼ぐこと(上乗せすること)を考えない限り無理だというのが私の結論。

でも具体的にどうするか考えたときに、本屋に並んでいるような書籍、あるいはテレビでやっているような特集、コンサルタントの講演、そんなのを聞いて勉強してもそこには答えがないと思っています。いや、本物もあるでしょうが、それと出会うのはかなり難しいと思います。

少なくとも、マレーシアの金利は高いとか、不動産を買えとか、日本は破綻するとか、そういう陳腐なキャッチフレーズを言う人からは距離を置いたほうがいいと私は思っています。そんなところに我々が求める答えはないし、それどころかそういう人たちが言っている内容はまさにピラミッドの中にいるカモ状態の我々向けのノウハウでしかなく、ピラミッドから抜け出て自分の足で歩こうとしている者に取ってはほとんど意味の無い内容であると思います。

具体的にこういうことだ、ここが違うのだと明確に書けない馬鹿な私であるのが非常に残念だし申し訳ないのですが、言わんとしていることが通じませんでしょうか。相場にしても同じで、本屋に並んでいる「私はこうしてX億稼いだ」式のノウハウ本を読んで成功した人が多くいるのでしょうか。それ以上に、そういう書籍は業界寄りで、カモを呼び寄せる役目をしているケースが多いのが見えませんでしょうか。健康食品もそうで今年はこの線で行こうと流行を作るファッション業界と全く同じ。

この世の中にはそういうマヤカシが多すぎると思うのです。これに関しては、皆さんは何十年も生きてきてプロである分野が必ずあるはずですが、その分野の書籍や話を聞いて、これって嘘だって思うことっていくらでもあるでしょ?我々はそういうものに囲まれているという事実。本当に怖いと思います。

最近目に付くのが、前にも書きましたが「日本は資産課税を強化しようとしている」とまことしやかに言うプロもいます。だから海外に出ろ、資産を海外に出せ、マレーシアはいいぞ、リンギットで預金すれば3%以上付くし、不動産を買うのも良い選択だという。本当にそれを信じて言っているプロがいるのかもしれませんが、どうしてそういうインチキを言うプロが存在できるのかが私には不思議です。

そもそも、資産課税を強化するも何も資産課税の制度そのものが今存在するんでしょうか?私が知っている限り、固定資産税ぐらいしかありません。日本がやろうとしていることは「資産課税強化」じゃなくて「課税強化」でしかないですよね?

この課税は、収入があれば税金を払ってくださいという当たり前の税金の話で、強化も何も払うのが当たり前じゃないですか。何も持っているお金そのものから税金を徴収するなんて話が一度たりとも出たことがありますか?聞いたことがありますか?

でも資産課税強化だといつの間にか話が飛躍して、またそれを聞いて、大変だと慌てるおっちょこちょいも出てくる始末。

海外資産が5千万を超える場合はその内容を申告しなければならないというのも、収入が2000万以上ある人は確定申告と共に同じような書類を出さなければならないのは昔からあることですよね。で、5千万云々もそれの延長だと考えれば、そして海外が脱税の温床となっているとするならばそれぐらいの提出義務は当たり前。それどころか、日本の一般的な納税者でもまともな仕事をしてまともにお金を持っている人たちは、どの銀行のどの口座にいくら入っているかまで税務署が把握しているなんてのは珍しい話じゃないんですね。

日本政府は、海外に資産を出して、そこから生まれる所得を隠さないでくださいよという当たり前のことを言っているだけ。もしこのことに何か感じる人がいるとしたら、その人は海外での所得を申告しないで逃げようとたくらんでいる人ぐらいじゃないでしょうか。そしてもしかしたら海外での所得を申告しない人の方が多いと思っているのでしょうか。

このブログでもたまに書きますが、当局を馬鹿にするべきじゃないし、また法律は法律。特に税金を払うのは国民としての第一番目の義務でしょ?そしてごまかそうなんて素人が考えてもそう簡単にはいかないと思って良いと思います。だから危ないことをすることなく、ちゃんと税法に従って税金を払わないでよい方法があるのだから、それをすればいいだけのことですよね。

このブログでは私の経験上で知った税金に関することも結構書いているつもりですが、でも、「うまくやっちゃおうぜ」「黙っていればわからない」的なことは私は一切書くつもりもないし、そういう考え方は排除したいし、是非読者の方々にもそういう考え方はもって欲しくはないのです。

袖刷りあうも他生の縁といいますが、私はたとえ交流がなくてもこのブログを読みにきている方々とは何かの縁があるのだろうと思うのです。また実際にこのブログが縁で交流が始まった方々もいらっしゃる。そういう中で、一体何を大事にするのか考えたときに、うまくやっちゃおうぜとか、黙っていればわからない的な発想をする人たちと私はまもとなお付き合いが出来るとは到底思えないのです。

世の中にはろくな情報がなく、貴方のためですと言いながら近寄ってくるインチキ商法も数限りなくある。銀行の外貨預金もそうだし、企業向けに売り出して問題が出ている為替のデリバティブもそうですよね。銀行でさえそういうのを平気で売る時代。不動産屋もコンサルタントも信用できません。つまり我々が我々の力を結集させて向かわないとならない相手が多くいるわけで、力を合わせようとする時に泥棒根性を持っているような人とどうして手を結べますか?どうやって情報交換します?

私は世の中のピラミッドの底辺を構成する平民として、好きでそうなったわけでもないし、本当の自由を手に入れるために確かな情報と知識とノウハウを手に入れたいし、共有したいと考えています。

平民の逆襲。どうしてもこれを成し遂げたいです。

ところでもし日本が資産課税を始めても全く問題ないですね。私たちはマレーシアに渡ると一致した目標があってここにいるわけですが、日本を離れ、マレーシアの居住者となれば日本の当局は我々の資産に一切タッチできなくなります。資産内容目録を出せなんてことも言われません。当然、課税なんかできない。安心でしょ?

だからわけのわからんコンサルタントが「これから資産課税が強化される」なんて馬鹿みたいなことをギャーギャー言い出してもそんな話に耳を傾ける必要さえないわけです。

このお国替えって面白いんですね。

たとえば日本にお金持ちの外人が居住者として入ってきたとしますが、その時に、そのお金はどうやって稼いだんですか?とは聞かれないんですね。私たちがマレーシアに渡っても同じ。アメリカでもオーストラリアでもそんな余計なことは聞きません。もし10歳の子供が10億円持っていても、「ようこそいらっしゃいました」で終わり。

つまり海外に10年いて、そして大金を持って日本に帰ったところで、そのお金はどうしたんですか?とは聞かれないってこと。逆に10年後に、持って出た額の10分の1しか持って帰らなかったらどうなるのか?全額同行した子供の名義にしてしまったら?これも何ら聞かれることもないと解釈しています。

さて、ここからどんなことをイメージできますでしょうか?どんなストーリー展開が考えられます?

私は悪いことが出来ると言っているんじゃないんです。法律に沿って行動しつついろいろできるってことです。だから脱税とか馬鹿なことを考える必要なんか無い。ましてやマレーシアは我々にとってはタックスヘイブンと同じなんですから。

最後にこのブログに何度も書いていることですが、これを知らない方が多いのでまた書いておきます。

相続税、贈与税ですが、これも日本の居住者でなくなれば申告の義務もなく、居住している国の法律に従うだけ。当たり前ですよね。

ただし、日本を出てから5年間は、日本での申告・納税が義務付けられるように変更になっています。

つまり、マレーシアで旦那が女房に定期の名義を変えたり、一緒に同行した子供の名義で家を買ったり、あるいは不幸なことに相続が発生したらそれを日本に申告・納税する義務があるってこと。まぁ、相続税はかなり大きな非課税分がありますが、贈与は税率も高いですから注意しないと大変。じゃぁ、名義は元に戻しますなんてことも通用しませんから。

それとこれも何度も書きますが、日本には183日ルールはありません。つまり184日海外に居住すれば自動的に非居住者になるということはないということ。これは単なるひとつの目安で、法律的には「居所がどこにあるか」というかなりいい加減などうにでも取れるような基準しかありません。183日ルールを持っている国は多く、マレーシアもオーストラリアもそうです。いかなる理由があろうと183日以上滞在したら税務上の居住者となります。

では、マレーシアの税務上の居住者になれば日本の非居住者となるのかってことですが、そうはならないので注意。この部分を勘違いする人が多いってことですね。つまり、マレーシアやオーストラリアでは納税義務が生じて、なおかつ日本にも納税義務があるという状態がありうるってことです。

じゃぁ、二重課税防止のための租税条約はなんなのかって話になりますが、あれは片方で納税すればもう一方で納税義務がなくなるということではなくて、第一課税権がどこにあるかというのを決める条約だと考えたほうが良いと思います。実際には多国間、両方で納税するというケースは非常に多いですね。ただ、この条約によって、30%と25%の税率だとすれば両方に納税して合計の55%という二重にはならないってこと。そういう意味での二重課税防止。実際には他国で納税した分は税額控除される。もちろん他国でたくさん払っても税率が低いほうではその分返してくれることはありえない。つまり、合計ではどちらか高いほうの税率になると考えれば間違いが無いんじゃないでしょうか。

こういうことも知らない人がいくらでもいますから注意が必要です。こういうことは誰かに聞いたり、また私のブログも含めてネットで検索して、へーー、そうなんだぁ、なるほどぉ、なんて絶対に考えないこと。自分でちゃんとプロに相談して確認してください。また、資格の無い者がああじゃこうじゃとアドバイスすること自体法律違反であるということも頭にいれておくべきだと思います。私が書いているのは一般的な知識、自分の解釈として書いているのであってアドバイスでも何でもありません。

毎度のことで話が長くなりましたが、ネットの中を見ていると特に若い人たちの中に早く1億ためて早期退職をして金利生活したいとか、そのときは海外に住みたいとか夢を持っている人が多く見受けられますが、実際にはそう簡単にはいきませんよという話です。ましてや家族がいて子供の養育じゃなんだとなったらそんな金額を定期預金にする程度じゃどうにもならないのが現状です。理解できますよね?

たとえば1億って大金だし、それを定期に入れて、ましてや高金利の通貨だったらどうにかなるような「気」がするでしょ?でもそれってそういう「気」がするだけで実現はかなり難しい。これは試算すればすぐわかる。税金だって掛かるのが普通ですし。でも1億を投資に回して生活している人はいくらでもいる。と、同時に投資に失敗して元も子もなくした人もとんでもない数いるってことですね。

やっぱり大事なのは資産の額じゃなくて「どんな世でも稼ぐ力」が大事。これに尽きると思います。そういう意味で、年金も稼ぐ能力のひとつですよね。長い間掛け金を払い込んで得た稼ぐ能力。寝たきりになろうが障害を持とうが収入を確保できる。素晴らしいと思うし、逆にこれが無いっていうのは大きなディスアドバンテージでしょう。

逆にある程度の蓄えがあれば大丈夫だろうと、平気で金利を使ってしまう高齢者って結構綱渡りの老後になると思ってます。



にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ

お金関係 |  コメント:0  |  トラックバック(-)
TOP

次男が就職戦線突破!

いやーー、今日は嬉しいことがありました。

次男坊からの電話で、ある会社から就職のオファーが来たとのこと。ロンドンに本社がある会計関係の会社で世界4大会計会社(ビッグフォー)の一つ。

次男坊は高校を卒業する頃からどうもうまく行かないことが多く、クイーンズランド州での成績としてはどの大学のどの学部にも入れる成績なのに希望の大学には入れず、絶対に入れると思っていたこともあって準備がなく、結果的に全く進学を考えていなかった大学に進みました。そして選んだ学部も全く考えていなかったファイナンス(金融)。私としてはそちら方面に進んで欲しかったので嬉しかったのですが、将来が危ぶまれた一瞬でもありました。

でも彼は頑張った。で、大学でもかなり良い成績を取ったので就職も楽しみにしていたのですが、就職活動はことごとく失敗。全くオファーが得られない。成績は良いのに駄目ってことは性格に何か問題があるのか、もしかしたら日本人であるということに何か問題があるのか勘ぐることもありました。でも就職できないものはしょうがない。

仕方が無いのでシドニーの大学院に進学。学部はアクチュアリーという統計の専門分野。何から何まで数学の世界で、落ちこぼれも非常に多い学部なのですが、負けず嫌いの彼はそこでも頑張った。

その甲斐があってこの夏は有名どころのコンサルタント会社のインターンを経験することができたのですが、インターンは所詮インターン、就職が本決まりになるかどうかはわからず。そうこうしている時に駄目もとで申請を出したのが今回の会社。彼自身は金融の学士ではあるけれど公認会計士の勉強はしておらず、彼自身会計には興味が無かったものの、アクチュアリ(日本では保険数理士というらしい)としての募集があったらしい。

何度かの試験や面接を乗り越えて、最後に残ったのが2人。彼ともう一人。今日はその最終面接だったとのこと。採用は一人。

2週間のうちには結果がわかるはずだと次男坊から報告がありましたが、そのすぐ1時間後、その会社から電話があって君に決めた、是非来てくれと言われたとのこと。

次男坊の声が上ずっていましたが、彼の喜びは手に取るようにわかります。今までいい線行っているのに最後の最後でうまくいかず苦渋を飲まされていましたが、今回は是非来て欲しいとその会社としても異例のスピード決断だったようです。

私も嬉しい・・・・・。これでやっと肩の荷が少し減ったような感じ。

さて、問題は長男。次男坊は大学院なのに長男はまだメルボルンの大学でモタモタしています。で、成績も普通。

どうなりますか。


にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ
オーストラリア |  コメント:13  |  トラックバック(-)
TOP

個人資産が日本脱出

2012年5月7日。テレビ東京。未来世紀ジバング。「日本の個人資産はどこへ行く?」

日本の将来に夢を描けないどころか危険を感じる人たちは少なくなくて、自己防衛のために自分の資産を海外に移す人たちが増えている。この番組はそれに焦点を当て、どこへどういうふうに資産が流れているのか、それをリポートした番組。

マレーシア不動産購入ツアー、ハワイでコンドを買う若者、HSBCに口座を作るビジネスマン達など。

[Play in high quality]

未来世紀_0507 [ネットショップ]


こういうのを見て焦りを感じる人もいるんでしょうね。また自分が考えていることに間違いが無いと確信する人もいるんでしょう。

でも私としては、なんというのかなぁ、話半分に聞いておいたほうがいいように感じました。これは今の時代だけに起きている現象ではないのは、「海外と日本」を個人として「資産運用」「資産保全」の観点に立って30年以上ウォッチングしてきた、そして自分もそれを実行してきた私としては、長い間に何度も波のようにやってくるひとつのトレンドぐらいにしか感じません。

その時代その時代、みんな真剣に考えているのは間違いがないのですが、この辺の説明は難しいのですが、予想と現実の乖離や、夢は夢で終わってしまうみたいな、これってもしかしたらこの番組がそうであるようにひとつの事象を大げさに取り上げる弊害があるのかもしれず、まぁ、計画通りにうまくいったケースって長い目で見ていると意外に少ないんじゃないかと思っています。でもいつの時代も、「今、行動を起こすべきだ」と皆が声をそろえて言うんですね。ここが非常に面白いところです。

また、未曾有の借金を抱えた日本政府ですが、はたしてこのまま行けば本当に破綻するのかどうか。これは素人の頭で考えると、あるいは個人の家計に置き換えて考えてみるとこのままでよいわけが無い、必ずいつか破綻すると100%以上の確信を持って間違いないと思うわけですが、果たして国家もそうなのかどうか。私はここにズレがあるような気がして仕方が無いのです。

この答えはなぜ円高になるのか、どうして円が買われるのかというところにも隠されていると思っていて、でも私としては円高の理由をはっきり理解することはできないものの、もしかしたら今の状態こそが「円のあるべき姿」であって、決して円高ではないと思う部分もあるのです。

過去においては確かに輸出立国だったし、トヨタやソニーが円高1円で何百億円損するとニュースに出れば、円高は日本国全体の大問題のような気がしますが、実態は輸出立国ではなく世界的にも輸出の比率はかなり低い国になっている。アメリカを輸出立国の国とは思う人は少ないと思うのですが、実はアメリカと日本の輸出依存度はほとんど一緒の18%程度。ドイツは30%を超え、韓国は50%を越えている。その他、シンガポールやマレーシアも間違いなく輸出立国といって良い依存度ですが、そういう国々と比べると、日本って輸出が多いの?みたいな感じを受ける数値でしかないんですね。

貿易赤字が出れば大変だと騒ぎますが、所得収支では年間12兆円程度の収入があってトータルではプラス維持。世界に持つ債権も260兆を超えるそうで、こういう国は他にないとのこと。つまりマイナスばかり大げさに取り上げられていて、このままでは大変だと煽る勢力の存在を感じるわけです。その先頭に立っているのが財務省なのでしょう。

円高で大変な大企業は目立つ。ところが円高で恩恵を受けている企業の方がはるかにおおいけれどそれらは目立たない。私はここが大きなポイントだと思っています。つまり、今の日本は円安になると困るのが実態のはず。ましてや化石燃料を大量に輸入するようになったので円安はボディーブローのように利いてくる。円安になると株は買われますが、私は円安で株が上がったら売りで良いはずだと前にも書きましたし、今でもそう思っています。円高は困るという「被害妄想」が蔓延しているけれど実は日本は円高の方が良いのかもしれない。

これと「政府の借金」も似たようなところがあると思っていて、私の頭では理解は簡単ではないものの、「多額の個人資産で国債を買い支えることができないまでに借金が膨れれば国債は暴落し、日本は破綻する」という誰しもが簡単に納得しやすい論法がありますが、私はそういうふうな単純な動きにはならないような気がしてしかたがないのです。

どうも私たちには簡単に理解できる思考方法をとる傾向があると思いますが、そんな単純に世の中は動くのでしょうか。

またその単純思考の延長線上で、このテレビ番組にもありましたが、「このコンドは安い。日本だったら2500万円はします」と1900万円のワンルームを買った(?)人がいた。これほど危険な単純思考ってないわけで、それに何も感じない人がいるってことが私には驚きでした。

まぁ誰が何を考え、何をしようと勝手ですが、どちらにしてもマスコミやこういう番組、そして海外脱出奨励組みの言葉をそのまま鵜呑みにすることなく、しっかり現実をあらゆる角度から、感覚的ではなくてしっかり数値を見ながら考えたいと思っています。

そして「海外投資ごっこ」は絶対にやってはならないと思うし、こういう番組は正直なところ百害あって一利なしかもしれない。というか反面教師が出てくる番組という見方で見るのもいいかもしれないと思ってます。あの不動産の買い方はないでしょう〜〜〜?

ゴールドコーストにもあんな時代がありました。1980年代の終わりから90年代に掛けて、多くの不動産投資ツアーがゴールドコーストにやってきました。私も調査のために参加したことがあるのですが、業者が売りたい物件ってのが決まっているんですね。客が買いたい物件が買えるとは言いがたい。これは業者に入る%の関係、法律との絡みもあるのですが、普通の一般市民とはまるで違うハンディを背負って買わされると言っていいくらいのものでした。

世の中は危機感を煽るからそれに応える形で行動を起こす人が必ず出てくるわけですが、実はそれそのものがビジネスモデルであって結局行動を起こした人はカモで、潤うのは業者ばかりなんてこともありそうです。

またこんな場面もあったそうです。オーストラリアでは不動産がオークションで売買されることも非常に多いのですが、そのオークションの見学に行ったツアーがあった。物件によって外人に買える買えないがあるのですが、その物件は日本人にも買えた。で、日本人から見れば、大きくて部屋数もあってプールもあるような家が安いと思ったのでしょう。なんとそのツアーの人たちがオークションに参加してその日本人の中で値が釣りあがっていったケースもあったとのこと。

大体、広い、部屋数が多い、プール、テニスコート、ジム、サウナ、ウォーターフロント、そんなマンションや家を知りませんから簡単に惚れちゃうんですね。で、何と比べているのか知りませんが「安い」という。かくいう私もまさにそれで、買うはずではなかった家をオーストラリアに渡った一ヵ月後には買ってしまっていました。絶対に一年は買わないと心に誓っていたのに。(笑)

安いか高いかって現地に住んでいる人でさえも実際にはなかなかわからないわけで、フラリと来た外人にわかるはずもないのに「安い」という。海外なのに日本の基準、自分の知っている地域の基準を持ち込むんですね。本当に面白い現象だと思います。

要はもう買うこと、海外投資はきまっていて、あとはそれを行動に出しても良い様な理由、背中を押してくれる何かを探しをしているだけなんでしょう。これって昭和の時代の別荘ブームと全く変わりが無いように思います。本人は財産保全のためと一生懸命だろうけれど、やっていることは的外れかもしれない。

新しい物件がどんどん建つマレーシアですが、値も上がっている。でもそれって需要が多いという前にそういう価格でも売れるから拍車が掛かっているわけで、では皆が買ったその物件を次にもっと高値で買ってくれるのは誰なんでしょう。新築物件ではなくて中古物件の値動きを見てみると、違う世界が見えてくるんじゃないでしょうか?

私はマレーシアの不動産に関してはpropwallというサイトで基本的なことがわかると思って良くみているのですが、

propwall ← クリック

ここには新築の時にはいくらで、その後の値動きはどうで、またそのコンドの特徴とか長所欠点が書いてあるので非常に便利。また、マレーシア不動産そのもののトレンド、特徴が見えてくるような気がします。個別物件のより詳しい内容は有料で見ることができる(以前は無料だったけれど有料になり内容も濃くなった)。

それとこの番組で最後にがっかりしたのが、「実際に海外に資産を移さなくても、日本国内で外債などに投資すれば良い」という締めくくり。この人は、日本の金融会社がどういうインチキをして外債を売り、外貨預金をやっているのか知らないのでしょうか。馬鹿みたいな為替交換手数料を取り、その金融会社で交換することが条件に入っているのが大多数で、あれは外貨に投資するという宣伝文句の、しかし実は彼らにとっては為替手数料を儲けるためのビジネスモデルでしかないのは簡単にわかることなのに。ましてや外債も選べるほどないし、定期の利率は異常に低い(でもそれを客は知らない)。

我々が知らなければならないことって、こういうテレビや雑誌、書籍から知ることはできないというのが良くわかります。今はインターネットの時代ですからしっかり調べると本質が見えてくるはずですし、そして自ら試して経験を積み上げるしかないのでしょう。流行に乗ってどうにかなるほど世の中甘くないですよねぇ。

不安があるとどうしても何か行動を起こさなければと焦りますが、実はどの時代でも「何もしない」という選択をする人も多くいて、意外に勝ち組はその中に多いのが現実ではないでしょうか。ましてや円を保持しても何も生まれないなんて嘆くのは筋違いで、デフレ、円高なら円をキャッシュで握っていればそれすなわち実質的な利益を生むのに、それさえも理解できないとしたら自ら墓穴を掘るか、ハゲタカの餌食になるだけかもしれませんよね。

高金利、高利回りに飛びついても物価上昇率が高ければ意味はないわけで、実質金利や為替の動向、ヘッジのしやすさを考慮しないと全く意味がないですよね。金利生活者が引っかかる一番の罠がこれで、元本は減らさずに金利で食べているつもりでも、ある日気が付いたときには元金は目減りしていて、いつの日かその金利でも食べていけず、なおかつその目減りした元金さえも取り崩さないと生きていけない事態が容易に起きる。

金利生活を夢見る人は多いし、また多くの早期退職者の中にはまとまった資金を持っている人が多いと思いますが、金利生活をするならインフレ率分には絶対に手をつけていけないという決まりを持っている人は決して多くないんですね。だから知らない間にどんどん生活が苦しくなって生きていけなくなるなんて事が起きる。これはかつてバブル後にオーストラリアに渡った小金持ちが皆経験していることだと思います。そしてこんなことは経験しなくても考えてみればわかるのに、早期退職したいという思いが先行して、大事なところをおざなりにしてしまうのが人間だと思います。

というかインフレ率は確保して使わないという前提だと金利生活そのものが成り立たないのが普通なんですね。ましてや税金も払わなければならないとなれば、いかに金利生活が難しいかはすぐわかる。つまり、選択肢は「金利生活を諦める」か「インフレ率は考慮しない」かの二つに一つしかない。でも多くの人は退職ありきで稼げない、稼がないという前提で考えるからインフレ率を考慮しないという選択をする。これが早期退職していい加減歳を取ってから悲惨な状態になる典型的なパターンでしょう。

ま、一般的な退職者にとって良いことは、将来は決して長くないってこと。適当な試算で生活設計を立ててもそれが破綻する前にきっと黄泉の国へ旅立つってことでしょう。それが唯一の救いかもしれない。


にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ
お金関係 |  コメント:5  |  トラックバック(-)
TOP

久しぶりに感激した曲

音楽の話題は久しぶりですが、気になる曲があったのでそれに関して。

今日ユーチューブで「日本沈没」を見つけて見ていました。草なぎ君が主役のやつね。

もともと小松左京は好きで、そしてこの日本沈没も何度か映画化されてそれなりに面白いと思っていましたが、今回のは映画の中で使われていた曲に感動しました。非常に良い曲で、これがまたちょうど良い場面に使われているもんだから余計感激したのだけれど、誰が歌っているのかがわからない。

男性は久保田利伸なのはわかるのだけれど女性がわからない。宇多田ひかるに似ているような、でもミーシャみたいに聞こえる部分もあるし、しかしとにかくハスキーで情感たっぷりの歌い方をするのに惚れてしまった。

で、検索したところ、なんと新人。これがデビュー曲となった韓国の18歳、ソンミン。私はこういう歌い方をする女性が好きだ〜〜〜。最高〜〜〜。

久保田が作った曲らしいけれど、たいしたもんだ。

" Keep holding U "



日本沈没だけど、ここで見れます。

2時間14分。




にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ
音楽 |  コメント:2  |  トラックバック(-)
TOP

大好きな車

マリーナミラージュに食事に行ったのは前の日記に書きましたが、モールの中に私の大好きな自動車が展示してありました。

これ。



アストンマーチンDBS。

これ、本当に好きで、シェイプは私にとっては完璧なシェイプ。

良いなぁ、良いなぁ、と撫ぜ回していたところ、ヨメさんが

「この車格好良いわね〜〜」ですと。

カローラとポルシェの違いもわからないくせにアストンマーチンの良さはわかるようです。

「もしこれを買ったらどうする?運転できると思う?」と私。

「うんうん、この車なら運転してみたい。」と何も知らぬヨメさん。

「そっかぁ、じゃぁマレーシアに行ったら買っちゃおうか。」

「ええーー、これって高いんじゃないの?」

「そりゃそうだけれど、お前が運転してみたいなんていった車はいまだかつてほとんど無いんだから、買っても良いと思うよ。」

「うそでしょ?ほんとにほんと?」

「うん、買おう。プ ラ モ デ ル・・・・」

「ったくーー、あんた馬鹿じゃないの?」

出ましたーーー。ヨメさんの口癖「あんた馬鹿じゃないの」が。

久しぶりに聞きました。

(・┰・) ベー




にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ
自動車 |  コメント:2  |  トラックバック(-)
TOP

スペアリブ

私もヨメさんもスペアリブは大好物。それは豚バラであり牛のカルビであり、骨付きのスペアリブのBBQって最高〜〜。

で、本日、世の中はレイバーデイの休日だったのですが出かける用事があって、ついでだから晩御飯は外で食べようという話になりました。ところが休日ってだいたいのお店は休み。やっているのは中華料理、韓国料理、あるいはホテル内のレストランとか。

前々から行ってみようと話していた店があります。マリーナミラージュの中のRibの専門店。あそこなら間違いなくやっているだろうということで5時過ぎに突撃。

Ribs and rumps  ←クリック

店の名の通り、リブとランプの専門店。

店に入る前に夕日の美しさにしばし見とれていました。



お店はやっぱり暇。ゴールドコーストは不景気ですが、まぁシーズンオフだからこんなものなのかなぁ。夏場だけで一年分を稼ぐのだろうか。あまり暇だとこちらの方が心配になってしまいます。

オントレはガーリックプロウン。そしてシーザーズサラダの小さいやつ。





この店のオントレは味付けが薄いと思いました。でもリブの味はかなり濃いはずでこれで均衡が取れているのかなと思ったり。で、このシーザーズサラダ、やっぱりアンチョビが入っていない。最近のシーザーズサラダってアンチョビ抜きがトレンドなのだろうか。まぁ、好き嫌いがあるとは思うのだけれどアンチョビが入っていないシーザーズサラダってクレープの無いコーヒーみたいな・・(古っ!)

でもマジにアンチョビって大事だと思うわけで、味云々のほかに、アンチョビで塩加減がうまい具合に調節できるんですよね。

パンですが、いらないとは思ったもののチーズ味のガーリックバケットという名前につられて注文してしまいました。でもこれまた味は薄かった。この前のスパニッシュのパンみたいにフスマを食べているような悲惨さはなく、まぁまぁ。でも注文する必要なかったなぁ。

メインのスペアリブ&ランプステーキが凄かった。異常な量。



写真だけでは大きさの比較対象になるものがないので伝わらないと思いますが、手前右側にあるのはステーキでRumpの400グラム。向こう側にあるのがポークリブとビーフリブ。左のはオニオンリングですが、これだけでもドンブリいっぱい分はありました。

この店はリブが売り物で三種類。ポーク、ビーフ、そしてラム。我が家は2人ともラムが駄目なのでポークとビーフ中心。で、Rumpステーキをつけても値段が安いのでRumpも付けてもらいましたが400グラムは多すぎ。250グラムでよかった。大食いの私でも残しました。

このリブ二種類とRumpステーキですが、多分3人でもちょうどいいかも。またリブの組み合わせも好きなように選べますし、リブ好きにはこの店は良いと思いました。でもまさか2人で行ってこれを二人前頼んだら大変なことになりそう。

メニューには他のリブステーキもあるし、ハンバーガーもある。キッズメニューもあったし、シェアするためのメニューもあって、ここは子連れの大人数で楽しめるし、安く上げることも可能だと思いました。マリーナミラージュの中にある店らしくないとも言えますが、逆にマリーナミラージュって子供を連れて行く店じゃない高級店が多いから子連れの場合にはここは良いかも。

料金はビール二本、ワイン一本で今時のゴールドコーストらしい料金でしたが、今日は高いという感じはありませんでした。

ではこの店にまた行くか?あるいはお奨めするか?

難しいところですね。日本からお客様が来て、肉を腹いっぱい食べたいというような若者ならここに連れて行ってもいいかなって思う程度。

あああ、スペアリブとステーキの味ですが、ゴールドコーストの平均より上だと思いました。でも日本からのお客様を連れて行ったらなんと思うかは別の話。


View Larger Map

(本日持っていったカメラは富士フィルムのX10。やっぱりこのカメラは凄いですわ。料理が普通に写っていますが、実際は真っ暗と言っていいほど暗い店で、まさかこんなに明るくしっかり撮れるとは思いもしませんでした。もし店の実際の明るさに落としてみたら、料理も何が何だかわからないかもね。ああ、やってみましょうか。

この明るさが実際の目で見た感じに近いです。本当に暗い店だった。)






にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ



食べ物・お店 |  コメント:2  |  トラックバック(-)
TOP

マレーシアの不動産

あれは4月でしたっけ。マレーシア不動産の外人が購入できる物件の最低価格引き上げのニュースは。

今まで50万RMだったのを倍の100万RMにしようかと首相府省経済企画局(EPU)が検討しているという話。

で、ペナン州がすぐにそれに応えて100万RMにすると発表したんですよね?その後、他の州はどうなったのでしょうか。どなたかご存知の方は教えてください。

さて、自分としてはどうするか。まぁ、結論は出ていないものの、不動産購入は多分しないだろうと思っています。ただ自宅用として購入する可能性はゼロではないものの、投資として買おうとは全く考えていません。

その理由は簡単で、マレーシア不動産は今バブルであると思うってこと。

じゃ、バブルなら買わないほうがいいのかって話になりますが、これは株式でもなんでもそうですが「上がっているから買う」のが相場の鉄則で、「今安いから」「(今は安いけれど今後)上がると思うから」買うってのは駄目なケースが多いんですね。安く買って高く売れとよく言いますが、そんなのは理想論で、動いているものに乗るのが鉄則だというが私の根本的な考え方です。

ただそれは値上がりで利益を出すという前提の場合であって、つまり株で言えば短中期で利益を出す考え方で、財産保全として買うとしたらバブル時に買ってはならないと思っています。株式で長期運用しようとする人がバブル時に買うのは愚の骨頂で、それは買う時期ではなくていつ売ろうか考えるべき時期ですもんね。

不動産って株式や先物、為替とは大きな違いがあると思っていて、まず売買が簡単ではないこと。価格が不明瞭であること。経費が大きいこと。税金も掛かる。私が考える投資対象として不動産ほど面倒くさいものはないというのがまず第一にあります。

不動産投資って賃貸に出して日銭が入るというのが大きなポイントだと思います。これって為替で言えば、金利の高い通貨を買って金利の低い通貨を売る、たとえば豪ドル/日本円をロングするってやつですが、スワップ金利が手に入る。これと似ていますよね。でも不動産は必ず賃貸に出せるのかどうか、年間の利回りがどのくらいになるのかが大事だと思うのだけれど、その土地の事情を知らない投資家が「雰囲気」で買うとうまくないのはどこの国、どこの都市でも同じで、さて自分がマレーシアで、それも金勘定は世界一上手な中国人たちと同じように不動産投資ができるのかというと、まず駄目だろうと私は最初から諦めています。

私の頭にあるのは日本のバブルであり、また当地ゴールドコーストでも何度か不動産ブームが来ましたが、不動産投資で良い思いをした投資家は一握りであって、一般の買い手はカモでしかないと思っています。いわゆる価格の下支えをする役割を担うだけで利益を出すまでにはなかなか至らない。

特にゴールドコーストの場合は観光地ですから、ゴールドコーストらしいコンドミニアムを投資用として買う人は多くても実需は少ない。これは林立しているコンドミニアムを見てもすぐわかることですが、夜になっても部屋に全く明かりが灯らないコンドが多い。これって異様な光景で、普通の町のコンドとはかなり違う。

で、マレーシアですが私はそれと同じ状況になっていると感じるわけで、我々外国人が買いたいと思うような物件、買ったら良いと広告が出ている物件ってゴーストタウンに思えるようなコンドが多いと思っています。また賃貸を調べてみるとごっそり出てくる。

やっぱり賃貸に出すのならそれ用の物件ってあるわけで、クアラルンプールでも賃貸に良い物件は動きがあるのがちょっと調べるだけでわかりますね。KLのMarc Service Residence(ツインタワーのすぐ西)なんてそれの筆頭じゃないでしょうか。そういう物件を調べて見ると、仕事に便利な位置であり、また特に動きが早いのはワンルーム。これは他の地区でもその傾向はウォッチングしていると同じであろう事が見えてきます。

でもそういうコンドに自分が住みたいと思うかというとそれは全く違うわけで、では自分が住みたいと思うようなコンドって賃貸に出すには全くアウトであるケースが多いと感じています。つまり環境も良くて3BRはあって、それなりのグレードのコンド。こういうコンドに住みたいと思うのはまさに我々のような退職者であって、KLのコンド賃貸市場を潤わせているExpats(海外からの知的労働者)には向かない。ましてや単身には大きすぎる。では現地の人たちに貸せるかというと、東京で言えば麻布や白金の億ションと同じなわけで、現地の人たちには高すぎる。

私の見ている限りではやっぱり家賃が3000止まり。いや2500か。そんなところが実需のある限界だろうと見ています。で、そういう家賃で貸せるコンドの金額を考えると、今回の最低価格100万RMってのはうまくないですよね。そういう賃貸として良さそうな物件はそもそも30−50万の感じだし、限度額が100万になったらそれを買うことができなくなるってこと。では100万超えのコンドを買って賃貸に出すにしても3000かそこらで出したら全く妙味がなくなる。

それとマレーシアっていくらでも場所があるので、まだまだ住宅は増やせると思います。KLだけをこの4年間ウォッチングしていますが、新たな町、開発される地域がどんどん増えている。そしてかつての中心と言われる町が変化している。この辺が我々にはなかなか理解できないところだと私は思っていて、たとえば東京なりゴールドコーストでも良い場所って限られているわけですね。で、そこにはもうコンドが増えない、限界に達している。だから良いコンドは値上がりもするのだろうし賃貸にも向く。ところがどんどん広範囲に開発が進められているKLで、そして住民もどんどん広がっていくような状態だったら話は違うと思うわけです。この状態って、東京で言えば40年前と同じで、どんどん私鉄沿線に町が広がっていたのと同じ。

つまり供給はまだまだ余裕があって今後も続く中で、不動産が高騰しているから買いのチャンスだと考えていいのかどうか。そりゃ需要があるから高くなるわけですが、でもその需要は実需じゃない。

これって株式で言うと仕手株と全く同じだと私は思うわけです。不動産投資でもプロ、あるいはプロ級の知識と経験を持っている人は多くいて、そういう人たちが場所と物件、そしてタイミングと値段によっては投資判断をするわけですが、それと同じことが自分に出来るとはとうてい思えないのです。ましてや日本の業者が日本人向けに売っている物件なんてのは歴史的に見ても世界的に見ても私は最悪だと思うわけで、それはNYでも(25年ぐらい前にNYのコンドに投資しようと動いたことがありました)ゴールドコーストでもどこでも同じ。よっぽどの不動産高騰の嵐が来ないと投資としての恩恵を受けられないのが普通だと思っています。これって別荘と同じで、値上がりがどうのこうのなんてのは関係ないんですね。所詮、所有欲を満たす以上のものはないと思っているし、買うとしても大きな期待はすべきじゃないと思っています。別荘を買うときに「これは投資になる」と自分に買う理由付け、言い訳をしているだけであって、それを聞いて真に受けて投資になるのか?と考えちゃ駄目だと思っています。

一番腹が立つのは業者の「マレーシアの不動産は安い」って言う言い草。高い安いって何を基準にしているのか。そりゃ東京と比べれば安いでしょう。3000万のコンドだって安いと思う。でもそれって東京ならその価格は安いってことで、マレーシアにはマレーシアの基準があるわけだから日本と比べて安いなんてのは全く意味が無いじゃないですかねぇ。また日本だって、高いのは大都市だけで、地方に行けば東京では高値の土地つきの一軒家が1000万で買えるところはいくらでもある。そういう地方の中古物件を東京で宣伝して、安いですよ〜っていう馬鹿な不動産屋はいない。でも国が替わると平気で安いと宣伝するし、客もアホで安いといって喜ぶ。相場とか物価とか賃貸に出した場合の平均利回りとかそういうのから見て安いか高いかって決まるはずで、マレーシアはとかジョホールバルはとかそんな大きなくくりで投資の是非が決まるわけが無いですよね。もし外人が「日本の不動産は安い!」と言ってるのを聞いたとしたら何か違和感を感じますよね?そりゃ全体的に安くはなっているけれどいろいろだわな、って思うし、それはどこでも同じでケースバイケース。で、実際に個別の物件が良い投資物件かどうかは素人にはそう簡単にはわからない。

この21年間ゴールドコーストを見ていてもそれは同じで、どんどん新しいコンドが出来て売値も上がっていて、誰がこんなところを買うんだ?っていつも思いながら見ていましたが、やっぱりそういうところを買うのは地元の住民ではないんですね。投資用、あるいは別荘でしかなくて、賃貸にも出さずにそのまま放り投げていても良いような金持ちが買っているのがわかる。でも今現在のゴールドコーストに関して言えば、そういう金持ちも買わなくなって酷い状況。でもゴールドコーストなら良い物件が安ければ買ってもいいかもしれないとは思っています。不動産はロケーションが一番という前提に立てば、今後そういうコンドが建つロケーションはそうそうないわけですから。

ま、そんなことで、私は投資用としてマレーシアで不動産を買う気は無いってことです。ただ自宅用は話は別で、これで利益が出ないにしても、たとえば5年なり10年持っていて、売るときに同じ額で売れれば儲けものぐらいの感じで買う可能性はあるかもです。これはやっぱりインフレに対する恐怖があるから。そして住む場所の確保って大事で、世の中がどうなっても住む場所があればどうにかなるということでもあります。もし賃貸していて、マレーシアに、あるいは世界的な大インフレになったとき、家賃が払えなくなる可能性もあるかもしれず、それを考えるとぞっとしますから。でもそれもいつ出るかわからないお化けを怖がるのと同じかもしれず、どうなんでしょうねぇ。

それと私の場合は、いつも頭にあるのが「逸失利益」です。言葉を代えると「得べかりし利益」です。これは、本来入るはずの利益のこと。

お金を使わずにそれを投資に回した場合にいくらの収入があるかということを私は常に計算する癖がついています。まぁ、これを考えるとケチになってお金を使うのが嫌になってくるわけですが、かと言って、これを計算するのとしないのとでは大きな差が出てくるのでやっぱり気にしています。

で、不動産ですが、まぁ、自宅だから値上がりしなくてもいいやぐらいの感じで買ったとしますよね。最低額が100万RMになるとすれば、大雑把にいって3000万円。私としては死守したい利回りというのが年間7%なのですが、それから計算すると年間210万円です。まずこの数字を基本として、投資する価値があるか、買う価値があるかを判断します。

3000万円で不動産を購入した場合、毎年210万円の収入が減るということです。だからもし投資用として購入した場合、210万円をアウトパフォームできるようじゃないと買わないほうがいいことになります。実はそもそも不動産投資に興味が出ない理由の第一はこれで、不動産を投資目的で買ったとして、それを賃貸に出したとして、また値上がり益も入れても、諸経費、税金などを計算すると7%で回すのはかなり難しいという私の試算があります。マレーシア不動産を投資対象として見れないのはここが本当の理由です。

では自宅用で買ったとしてどうか考えても、毎年210万円の収入がなくなるってどんなもんでしょうか。また年間210万円で借りられる物件ってどういうのがあるのか。

今の時点は今の時点で将来はわかりませんが、今年間210万円の家賃で借りられるコンドってそこそこ良いコンドだと思うのですが、この額のコンドそのものはまさに上に書いた実需ではないコンドが多く見受けられます。つまり賃貸に出してもなかなか埋まらないコンド。つまり、格安で借りられるってことなんですね。この辺も調べて見ると面白いですが、売買価格は150万RMだ200万RMだというそこそこのコンドが安く借りられるってこと。これは投資家にしてみたら最悪のコンドで、5000万円とか7000万円とかそういうレベルのコンドなのに賃貸に出しても借り手がいない、安くしても難しい、そんなコンドがKLにはゴロゴロあるのが見受けられます。

こういうコンドのオーナーって一体何を考えて買ったのかわかりませんが、多分、お金が有り余っているのか、あるいは自国と比較して安いから思わず買ってしまったのか、まぁどちらにしても不幸なオーナーですが借りるほうとしてはラッキーなわけで、私としてはその借り手としての恩恵を得たいと考えています。

でもそれがいつか駄目になる時期もあるかもしれませんね。

ゴールドコーストがそうでした。私たちがまずゴールドコーストにきた21年前ですが、サーファーズパラダイスのど真ん中のこれ以上のロケーションはないというコンドに賃貸で入りました。下はショッピングモールになっていて大きなスーパーが地下にあるという、ゴールドコーストでも珍しいタイプのコンドです。クアラルンプールにたとえてみればPavilion Residences(パビリオンの上のコンド)みたいな感じでしょうか。ただゴールドコーストのそのコンドは海岸まで歩いて数十メートルという生活に便利な上に遊びでも完璧に近いロケーションです。

そんなコンドですが、2BRの家賃が月に12万円でした。買えば40万ドルぐらいでしょうか。だから家賃は異常な安さだと思いました。だから買うより借りたほうが得。

ところがですね、その後、私は家を買いましたが、そのコンドの家賃もどんどん値上がりして今では3倍はします。36万円程度。家賃だけで36万円って結構な額でそれなりの収入が無いと住めないと思うのですが、安かったコンドもそんな家賃になっていくのを見ていました。

これってつまり、自分の家が無い場合、値上がりと共に当然支出が大きくなるし、それに耐えられない場合、どんどん下のクラスへ引越ししていかなくてはならないという当たり前のことが起きるんですね。これって理屈ではわかっても現実としては受け入れたくないことで、やっぱり買っておけばよかった・・・ってことになる。

マレーシアは安い。確かにそれに間違いは無いのだけれど、その感覚的な安さがいつまで続くのかはわからない。ここが問題ですよね。これはマレーシアの物価の値上がり、リンギットの為替としての値上がり、あるいは自分の収入が減る、自分の収入がある通貨の為替としての値下がり。この4つのどれが起きたとしても実質的には家賃の値上がりという結果になる。

ま、それを考えると、自宅用には不動産を買うのは良いかもしれないと思うわけです。

買うとしたらどこのどんなコンドがいいのか。

ま、それを考えるのはまだまだ先ですね。まだKLにも住んでいないのですから。

そもそもマレーシアに何年住むのか、住めるのか、それさえもわかりません。3年もしないうちにやっぱり駄目だと帰る事になるのか、あるいは他の国が良くてまたお国替えをすることになるのか。日本に帰るのか、オーストラリアに帰るのか、全く想像もつきません。

ただ、ヨメさんは私より6歳年下なのですが、まぁ、普通に長生きしたにしても私が死んだ後10年以上はヨメさんが長生きするわけですが、また平均寿命を全うできるとしたとしても、一人でヨメさんがマレーシアで生きていけるとは思えません。まだオーストラリアの方が良いと思います。一番良いのは日本に帰ることでしょう。

で、私自身、このブログにいつも書いていますが、私は日本で死にたいといつも思っています。移民としてオーストラリアに渡ってきましたが、オーストラリア人になろうとも思いませんし死ぬときは我が祖国で死にたいという思いが捨てきれません。また、なんでも私任せで英語もいまだに駄目なヨメさんにとっても生活しやすいのは日本のはず。

そういう意味で、不動産を考えた場合、いつの時点で日本のどこのどういう不動産を手に入れるかを考えるほうが私としては現実的で、そして真剣です。

私の理想としては70になる前に、日本のシニア向けのマンションがありますよね。もし寝たきりになってもそのまま住んで介護を受けられるようなところ。まぁ、値段も毎月の支払いもかなり高いですが、そういうところへいつどんなタイミングで入るか、そんなことも今から考えています。

で、そういう場所を本拠地として、あとはどこで野垂れ死んでも良い様にして勝手気ままに生きようと思っています。

その為にもそれなりの資産が必要で、もう資産形成を狙う歳ではないのですが、もう一花咲かせようと虎視眈々と狙っています。

そういう意味でもマレーシアって良い国で、生活費は安くそして(私の場合は)無税となります。これほどお金をためるのに適した国はないわけで、どうにか5年ぐらいの間に資産は一切減らすことなく、それどころかしっかり溜め込みたいと思ってます。(笑)



にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ

お金関係 |  コメント:0  |  トラックバック(-)
TOP

今日は飲茶〜〜

本日の晩御飯は友人家族と一緒にロビーナのDimsum Delight。あの夜でも飲茶を出す店に行ってきました。

美味しい美味しいと思っても慣れなのかそれとも味が落ちたのか、最初のころの感激はもうなくなってしまったものの、それなりに食べて飲んで(BYO)、そして話して笑って楽しい一時でした。で、マイタン(支払い)したら73ドル。一家族37ドルイーチ。やっぱりこれですよね。どんなに美味しくても高ければ喜びは半減するし、安いからこそ嬉しい。

私がこの店が好きなのは、あの鶏の足を置いているというのも理由のひとつ。煮てある茶色じゃなくて白の方。蒸して酢に漬けてあるやつ。最近これを置いている店ってここしか知りません。でも皆と一緒の時は皆はあれを食べないので遠慮しています。その代わり今日は別勘定でテイクアウェイで頼みました。3皿分。

家に帰ってから、ちょっとだけ味見をしようと思ってタッパを開けてびっくり。な、な、なんと白の鶏の足ではない。あの普通の茶色の煮込んだやつ。じぐそ〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

電話をしましたところ、持ってきてくださいですと。取り替えてくれるそうです。でもねぇ、私の家から君のお店まで30分掛かるんだよ〜〜〜〜。

では、今度来た時に割引するので電話番号とお名前を教えてくださいとのこと。教えたあとに、割引ってどんな割引?と聞いたところ、トータルの10%ですとさ。

そんなもんですか・・・・。それって間違えた値段の半額にも達しないじゃんか。

アホ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ

食べ物・お店 |  コメント:1  |  トラックバック(-)
TOP

Sony NEX用のレンズ

またマニアックな話題で申し訳ないのですが、カメラの話。

ソニーのミラーレスカメラであるNEXシリーズはそれなりに売れていますし良いカメラだと思います。私も予定外だったのですが思わず買ってしまいました。

ところが何度も書いていますように、カメラは良いのにNEXはレンズに問題があると思っています。良いレンズが少ないんですね。これってソニーの事情というか、そもそもNEXがコンデジからのステップアップ層を狙っていること、そして世の中の一眼レフなどのレンズ交換式カメラを買っても交換レンズを買い揃える人たちは実は少ないという現実。ですからそもそもNEXに良いレンズを期待してはいけないのかもしれません。ソニーには一眼レフのアルファシリーズがあり、やっぱりアルファシリーズの位置づけが上であって、より良い写りが欲しいのならアルファをどうぞということなのでしょう。

でもNEXは良いカメラだしこれに良いレンズが組み合わされれば鬼に金棒。もったいないと思います。

では全く良いレンズが存在しないのかというともちろんそんなこともないわけで、ただ中には糞みそに言われるレンズもありますのでユーザーとしてはどのレンズがどういう傾向なのかを知っておくことは大事だと思っています。

私はというととりあえずNEX−7のズームレンズキットを買いましたが、基本的にはレンズ資産を増やそうという考え方はありません。今のところはないと言うべきでしょうか。その理由として、どうしても欲しいと思うレンズがないのは上に書いたとおりですが、NEXシリーズの長点であるセンサーが大きいということ、すなわちレンズも大きくなるという欠点があります。だから小型でなければ意味が無いNEXとしては中途半端なレンズしか作れないのでしょう。

私としては出来るだけ小型軽量の線で行きたいので小型のレンズが出せないソニーには期待ができません。またカメラの性能そしてレンズの豊富さという点でやっぱりマイクロフォーサーズ機は馬鹿にできないと考えています。特に最近発売になったオリンパスのE-M5はマイクロフォーサーズ機としてはかなりの出来栄えで、これならセンサーが小さいというハンディはないと言ってもいいくらい。ということで、私はこのE-M5をメインにしたいと考えていました。

でも売れ行きが凄くてなかなか手に入れるのが難しい。また、本音を言うとあの一眼レフのような形は好きではなくて、E-P3のようなPen型が私のスタイルに合っていると考えています。そしてきっと遠くない将来、E-M5と同等の実力を持ったPENが売り出されるでしょうし、それまで待つべきかどうか考えているところです。

と同時に、どういうわけか最近凝りだしたタイムラプス撮影ですが、今後ももう少しこれをやって行きたいと考えています。そしてタイムラプス撮影ですがカメラで撮った一枚一枚を繋げて映像を作るのも良いのですが、どうしてもシャッターというメカニカルな部分が心配です。つまりほんの10秒のシーンを作るだけで300枚の静止画が必要なわけで、タイムラプスをやっているとカメラのシャッターの耐用シャッター数を簡単にオーバーしてしまうという問題点があります。私がちょっと撮ってみようと思っただけでも1日に2−3000枚なんてすぐです。

ですので、メカニカルなシャッターではない電子シャッターを搭載したカメラが良いと思いました。そんなときに発売されたのがペンタックスの超小型のQです。これには電子シャッターが搭載されていまして、電子シャッターすなわち映像を撮るシャッターと同じで機械部分が動きませんから何十万回シャッターがおりても全く問題がないわけです。そしてこれにはタイムラプス撮影の機能が搭載されていましたので飛びついてしまいました。ところがですねぇ、宣伝文句ほどのカメラではなくて、レンズ交換が出来るデジカメ程度のカメラでしかなかった。私が絶対に必要なシャッタースピード2分の1秒で、1秒毎の撮影は不可能です。設定そのものはできますが、カメラはその通りには動かない。こればかりはカタログを見てもわかりませんし、レビューを見てもタイムラプス用に使う人なんかいないわけで、まさか出来るのは設定だけとは想像もしませんでした。カメラ屋でテストしてみればよかったと反省しています。

そして他のタイムラプス映像の制作方法としてはビデオの活用があります。これを考えるタイムラプス屋さんはかなりマイナーだろうと思うのですが、私はこれを大いに利用するべきだと考えています。ただビデオは1920X1080のたったの200万画素でしかなく、またフレームを取り出して比べるまでもなく精細感という点では静止画の足元にも及ばないのがわかりました。これは映像用としても好評なキャノンの5D2や5D3でも同じで、我々が手に入れることが出来るデジタル映像の限界を感じました。でも、細かいことを言わなければ十分だともいえるわけで、そういう点で使えるカメラは今のところパナソニックのGH1かGH2しかありません。

何が違うかというとまずシャッタースピードです。タイムラプスではスムーズな動きを出すためにかなり遅いシャッターを使う必要があるのですが、普通のカメラ、ビデオ機ではそれが不可能。でもパナソニックのGH1,GH2では2分の1秒という、まさにタイムラプスのためにあるような遅いシャッタースピードで動画を撮ることが可能なのです。またこのカメラの動画のポテンシャルには凄いものがあって、ファームウェアをハックして書き換えてしまい、そして性能を向上させるというのが流行っています。ハッキング後の画質はキャノンの5D2よりも上だと言い切るユーザーも決して少なくないほど性能が向上します。私はタイムラプス中心にこのハックを利用して、AVCHDではなくてMJPEGの方を使っています。画質の向上プラス2fps(一秒に2コマの映像)。こんなことが出来るのもパナソニックのこの機種だけなんです。

私はGH1は持っていますが、今後もタイムラプスを続けるとしたらやっぱりGH1,GH2の後継機を入手しなくてはならないと思っています。あるいは中古でも良いと思っています。で、この機種はマイクロフォーサーズ機であるということ。つまり、タイムラプスを考えても私としてはマイクロフォーサーズとは縁を切ることが出来ないということでもあります。

ソニーのNEXは、基本的には以前から集めて持っているかなり古いレンズ専用にしようと思っています。またタイムラプス用としてもNEX−7は十分な機能を持っているのでタイムラプスでも使っていくつもりでもあります。

ということでNEX用としては私は今のところレンズ資産を増やそうとは思わないのですが、では本当にキットレンズと古いレンズだけでいいの?と聞かれれば、やっぱり欲しいレンズがなくはない。ではどんなレンズがいいのか。

つい最近、NEX用のレンズの評価が出ているサイトを見つけました。この比較は実際に私が多くの作例を見て感じたこと、また巷のレビューでも言われていることを端的にあらわしていて、非常にわかりやすいと思いました。NEX用のレンズ選び、そしてNEX用のレンズはどういう感じなのかを掴むには非常に参考になると思います。

そのページはここ  ← クリック

レンズの性能を現すのにMTFというのがありますが、その数値での比較です。

まずはそれぞれのレンズの開放値での値。MAXとは中心部でAVGは写りの悪くなる周辺部を入れたアベレージと考えれば良いと思います。



この表からわかるのは、糞みそに言われる16ミリのパンケーキ。これがやっぱり数値として出ていますし、作例でもそれがかなりはっきりわかります。意外なのはベストと言われている24ミリf1.8。あのカールツァイス銘のレンズですが、開放ではかなり甘いんですね。

次はF2.8の場合。F2.8より大きな値のF値の場合は開放値ということ。



カールツァイス銘の24ミリは突然良くなりますね。ライカの50ミリはEマウントではありませんがこれもF2.8に絞り込むとかなり良くなる。

次はF4.0。各レンズはこの辺まで絞り込むとかなり良くなるのがわかります。



開放値から良い数値なのがシグマの30ミリです。これは作例を見てもそれがわかりますがやっぱりこのレンズは欲しいと思います。30ミリというと換算45ミリで使い手がある焦点距離だと思います。また私はワイドが欲しいので16ミリを入手する予定です。上に書いたようにこのレンズは糞みそに言われているレンズですが、絞り込めばそこそこ良さそうですし、そもそも換算24ミリのレンズを開放で使わなくてはならないケースはほとんど無いと思います。また私の写真は四隅もきっちりしていなければならないという構図じゃないほうが多く、返って四隅はボケてくれるほうが嬉しいかもです。

この換算24ミリはタイムラプスでも多用する焦点距離なのですが、そもそもタイムラプスでは絞り込むことが多いので問題なし。そしてこのレンズは中古なら1万円前後でヤフオクで入手可能ですから持っていたほうが良いと思ってます。また糞みそに言われていたのは発売当時で、そのころはカメラにレンズ補正の機能がなかった。今は補正された画像が出てくるので前ほど悪くないと言われていますし、最近の作例を見ても私レベルでは問題なし。

この比較表を見て意外だったのは30ミリのマクロレンズです。結構良いんですね。それと違う意味で意外だったのが50ミリです。これって作例を見ると結構良いと思っていましたが、MTFの数値だとたいしたことは無い感じ。でも大体50ミリの明るいレンズってそういう傾向なのが普通だし、このレンズはボケが大事でましてやポートレートに使うケースが多いでしょうからこのMTFの数値は関係ないかなと思いました。

実際に自分で使ってみない限りカメラやレンズの良し悪しなんかわかるわけがないのですが、でもそんなことは出来ませんし、ましてやゴールドコーストなんてのはカメラ、レンズを触ることも見ることも出来ないような僻地ですからネット情報が頼りとなります。でも口コミみたいなものは人によって基準や感性が違いますからさほどの意味はないんですね。では科学的な数値が大事かというと、これまた数値と自分が感じるものとは大きな差があるのも普通。

私が一番重視するのはネットに出ている作例です。主に見ているのはフリッカーとガンレフです。ただフリッカーは玉石混合。ガンレフはうまい人が多いのでレンズの良さを引き出した良い写真が多いと思います。でもこれがまた問題でもあるわけで、うまい人がうまく使いこなして撮った写真を見て、自分も同じように撮れると思ったら大間違い。そういう意味では玉石混合のフリッカーの方が実態を表しているような気がしています。

私もスタイルとしては町歩きのポイントアンドシュートですから、ましてやしっかりカメラもレンズも使いこなして真剣に撮るということはありません。だからろくでもない写真が多い。ではだからといってどんな機材でもいいかというとそんなことはなくて、やっぱり一般論としての良し悪しは別にして自分が思う良い写真が撮れる可能性があるのかないのかは大事だと思うんです。だからやっぱり良い物を欲しい。

そんなことを考えてみると面白いのが、では私の今までの経験でこのカメラとこのレンズの組み合わせが最高と思うものがあったかというと、それはもうかなり古いペンタックスのistDSというカメラとシグマのf2.8通しの18−50ミリズームの組み合わせでした。ペンタはたったの6万画素だし、でもシグマの18−50はかなり評判の良いレンズで、すっきり抜けの良い写真が撮れるのが不思議に感じたくらいです。それと意外なのがコンデジであるフジのX10。このカメラって、結構良く写ってるじゃんという写真が出てくる歩留まりが良い。ああ、忘れてはいけないカメラがありました。シグマのDP2。今ではほとんど使いませんが、写真と真剣に向き合おうと思わせてくれたカメラでした。コンデジですが、恐ろしいほど凄い絵が(たまに)出てきます。

逆に駄目だこりゃと思ったのがパナソニックのGH1と14−140ミリの組み合わせ。今ではタイムラプス用に使っていますが、正直なところこのカメラは静止画で使う気が起きません。タイムラプスをやるまでに買ってから1000枚ぐらいしか撮ってないはず。でも最近手に入れたオリンパスの12ミリ/f2.0というかなり良いレンズがあるのですが、これを使うとそこそこかな。もし、パナの20ミリ・f1.7(あるいは25ミリ・f1.4)、オリンパスの45ミリ・f1.8があればそれなりに良いシステムになるはず。この3種のレンズとオリンパスの新機種E-M5があれば私としては文句なしかな。

まぁ、どのカメラが良いとか悪いとか、レンズもそうですが、要は自分に合うのかどうかそれだけなんでしょうね。こればかりは使ってみないとわからない。

今楽しみにしているのはソニーのNEX-7用に注文したマウントアダプターの到着です。とりあえずM42を二種類、ペンタックスKマウントを1つ、エグザクタマウントを1つ。どんなレンズをつけるかですがとりあえずは
○ カールツァイスイエナ フレクトゴン35mm/f2.4(大好きなレンズ)
○ キルフィット マクロキラー(世界初のマクロレンズ)40mm/f2.8
○ ペンタックスM 50mm/f1.4(一番お世話になったレンズ)
○ 富岡 マクロ 60mm/f2.8
その他、50ミリ前後がゴロゴロありますが追々装着して使ってみるつもり。

しかしオールドレンズって面白いと思います。自分が昔から使っていて今ではオールドになったレンズも良いですが、中古で手に入れたオールドレンズにも新しいレンズ以上の愛着を感じています。性能で言えばなんてことないのでしょうし、欠点も多いですが、それは欠点じゃなくて個性だと思えるから不思議です。ほとんどのレンズは30-50年、あるいはそれ以上古いレンズですが、人間と同じように年輪を重ねてそのレンズを通して世界の歴史を見てきたのだろうと思うのです。物を擬人化するのが趣味の楽しみでもあるわけですが、それらのレンズも全く人間と同じで長所欠点があってそれを乗り越えて長い間世の中を見つめてきたわけですよね。レンズに記憶があったら是非その一端でも見せて欲しい、なんてことをレンズに話しかけています。(笑)


にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ
趣味(カメラなど) |  コメント:0  |  トラックバック(-)
TOP

パエリアその後

昨日のテイクアウェイで持って帰ってきたパエリアを楽しみにしていました。

で、ヨメさんに

「パエリアどうした?」

「朝ごはんに食べたわよ。」

「だから、どこにあるって聞いてるのっ。」

「だから〜、朝ごはんで食べたって言ったでしょ!」

「え?つまり、全部食べちゃったってこと?」

「そうよ。だから悪いと思ってご飯も炊いてカレーも作って・・・・」

「ふーーーーん」

こういうことって非常に珍しいことで、うちのヨメさんは自分だけ良い思いをしようとか、黙って全部食べてしまうなんてことはまず無い。それでも食べちゃったってのはよっぽど美味しかったんでしょう。

それとも残すほどの量がなかったのか。

昨日の夜中に私がつまみ食いしたけど、ちょっと食べ過ぎちゃったかな。(笑)

でも私の場合は全部食べないで、残しておいたもんね〜〜〜〜〜〜。ш( ̄ー ̄)шイヒヒ


にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ


食べ物・お店 |  コメント:2  |  トラックバック(-)
TOP